コメント
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こういう作品書けるのほんとすごい…すごく好き テラーの作品で泣けるの初めてかも…
ポルナレフ)うぷッ…何とか食い切ったぜ…
花京院)死ぬかと思ったよ…
承太郎)しばらく飯は要らねぇぜ…
いつの間にか目の前には3枚の扉があった。
花京院)ん…紙切れが落ちてきた…『ここからは3人別行動。』だそうだ…。
承太郎)単独行動か…危ない気もするが仕方ねぇ…別れるか。
ポルナレフ)ゴールで合流だな!
花京院)そうだな…2人の無事を祈るよ。
ポルナレフ)お前らも気を付けろよ!
これが最後の会話だなんて。
花京院)なんでこんな所に僕達は…ん?チェリーだ。なになに…『さくらんぼを食い切れ。』食べる系か…まぁ僕の好物だ。そんなの簡単…ん゛…やっぱりか…不味い…。
そして…
花京院)さっきから変なものばっか食べすぎて気持ち悪い…。早くここから出て合流しなければ…。
扉を開けると斧とテレビと黒の寝袋があった。
管理人)やぁやぁ、花京院くん。
花京院)管理人ッ!
管理人)この問題を合わせて後2問だ…ここから先は私が問題を出す。さぁて第1問。今、君の前には斧とテレビと黒の寝袋がある。斧を使ってどっちかを壊せ。
花京院)この寝袋には人が入っているんだろ?気配を感じる。だったらテレビを…
管理人)ただしッ!!
花京院)ッ!?
管理人)テレビを見てもらうとわかる通り電源が入っていて大勢の人が映ってるだろ?そのテレビを壊すとそこに映ってる皆が死ぬ。寝袋を斧でやればその人だけが死ぬ。さぁ…どうするかね、?花京院くん、
花京院)…
管理人)いつまでも沈黙してたら…仲間に会えないぞ。選びたまえ、花京院くん。
花京院)申し訳ないが…大勢の人を殺す事は出来ない…
花京院は傍に落ちていた斧を拾い震える手に力を込め斧を振り下ろした。グチャッという嫌な感触とゴキッという骨が砕ける音が無音の部屋に数回響いた。制服には少し返り血がつき、床には勿体ないほど色鮮やかな赤色の血が広がった。
花京院)はァッ…はァッ…
管理人)うむ…お見事。第1問クリアだよ。それじゃあ目の前の扉を開けて次の部屋に行くといい。
扉を開けるとまたしても斧と寝袋と船の模型が置いてあった。
花京院)今度はなんだッ…ゔ…血の匂いが…
管理人)さっきはテレビの人達が…花京院くん、模型を覗いてご覧?
花京院)船の模型の中に…人の模型?
管理人)よくわかったね〜花京院くん…そこで問題。私が言いたいことはわかるよね?
花京院)寝袋の人を殺すか…この模型を壊すかだろ…。
管理人)大正解!!さぁ、どうする??
花京院)ッ…申し訳ないが…多数の命を奪うなら…僕は寝袋にするよ…。
花京院は血まみれになった自分の手を眺め転がっていた斧を持った。そして寝袋へ思いっきり振りかざした。すごく気持ち悪い感触が走った。そしてまた白い部屋に勿体ないくらいの赤い血が飛び散った。
管理人)うんうん…それじゃあ扉を開けて次の部屋へ入りな。
花京院)全ての問題は時終わったぞ…ッ…?
扉を開けると二つの墓があった。
花京院)墓…?おい、管理人どういうことだ今度は何をしろというんだ…!!
管理人)はいはい…花京院くん、落ち着いて。問題は終わったよ、二人の人生も…。………………君の手でね。
花京院)僕の手で…………………ッ!!?そんな馬鹿なッ…!!!
管理人)君が入った部屋は正解だったのさ。残る二人…空条承太郎とJ・P・ポルナレフが入った部屋は不正解。
花京院)じゃああの…寝袋のは……ゔッ…お”ぇ…!!
全てを理解した瞬間、気持ち悪くなり胃から胃酸が逆流してきた。三人で食べた不味いプリン。気持ち悪くなるほどまずいさくらんぼ。全てが混ざり合いぐちゃぐちゃになり、溶けかけたものが床へ散らばった。黄土色の液体は止まらずで続ける。口の中に残る後味が嫌なくらい気持ち悪い。涙は止まらず、背骨に冷水を入れられたのかと言うくらいに冷たい冷や汗が止まらない。
管理人)フハハッ!!理解したか花京院…!!全てはお前の手によって終わったんだッ!!
花京院)そ”ん”な”ッ…僕”は”ッ…ゔ…お”ぇ”ぇ”ッ!!
花京院は力を振り絞り供えてあった花の花瓶を割った。そしてそれを腹部・心臓・頸動脈…に刺して行った。ドクドクとドロドロと血が流れるのを感じる。次第に口からは胃酸だけでなく血もではじめた。
花京院)あ”ぁ”…あ”……………………ッ………
視界はぼやけ身体から熱が消え始めていた。徐々に呼吸も苦しくなり喘ぎ呼吸…死戦期呼吸へと変わっていった、眠くなってきた。花京院は血の海に浮かんでいるようだった。
―END―