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お名前を借りているだけなのでご本人様とは関係ありません。
私の妄想の詰まった物になる為誰の地雷の配慮もしていない為少し読んでダメだと思った方はすぐに引き返してください。
ハッピーエンドではないです。
では続きをどうぞ
俺には好きな人がいる。
気だるげで、やる気がない様に見えてやる時はきっちりとこなす、そんなとってもカッコいい人。
でもある時見てしまった長い赤髪の綺麗な女の人と一緒に歩いている所を
初めは街の案内してるのかな〜とか思ったけど
その女性はあの人と腕を組み始めた、その瞬間頭が真っ白になって何もかもわからなくなった。
その後どうやって病院に戻ったかその後何をしていたのか覚えてない。気付いたらいつもの場所で座っていた。
何かの間違いかもしれない、何かの見間違いかもしれない。
だって自意識過剰かもしれないけどあの人は皆んなに優しいけど俺には特に優しいと思ってたし、他の人より気にかけてくれていると思った。
もしかしたらあの人も俺の事好きかもしれないと思ってしまっていた。でもそれは違ったみたい。
次の日
病院にその女性と一緒にあの人が来た。
その時病院に居た人達はとてもびっくりしていて、質問をしていた。
そして分かった事は付き合っているという事、皆んなに囲まれておめでとうや幸せにだったりとか声を掛けられている。
そんな中俺は輪の中に入れず後ろの方に居た。
不意にあの人がこっちを見た、目が合ってしまった。
俺はすぐに逸らしてしまった。とても幸せそうな2人を見て俺は素直におめでとうと言える気がしなかったからだ。
何も言えないままあの場所から病院から逃げる様に出た。
走って走って走りまくって今自分が何処にいるのかどんな顔をしているのか分からなくて
そして着いた所は海だった。
随分と遠くまで来たなーと他人事の様に思う。探されない様に病院を退勤しひとり砂浜に座る。
「全部全部勘違いだったんだ。自分だけに優しいと思った、自分にだけあんな目をしてくれていると思った、でも違った…
明日、明日にはあなたの可愛い後輩に戻るからだから、だから今日だけは…」
そう言い俺は泣いた。初めてなんじゃないかってぐらい泣いた。初めての失恋は痛くて、痛くて、辛くて
明日は笑顔でおめでとうと言うね。
「おめでとう俺の好きだった人」
end…?