タムジー:ルド?顔赤いけど大丈夫?
!?そこまで近くない距離でも分かるくらい今顔赤いのかよ。
ルド:べ、べ、別に赤くなってねーよ!
動揺して、上手く喋れなかったし、更に顔が赤くなってくのが分かる。
タムジー:もしかして、ルドさ、心配されるのあんまり慣れてない?
俺が、他人から向けられるものはほとんど敵意。あいさつすらされない。それなのに、心配なんて、ほど遠いものである。ただ、唯一、幼い時から時を共にしてきた、レグトは、過保護と、言われるほど心配してきた。
ルド:れ、レグトが、心配してくれるのには慣れてるけど、、そ、その、仲間に心配されるのは慣れてねーんだよ!
ここまで自分の本心を人に語ったのはレグト以外で初めてだ。
タムジー:ルド、レグトさん?ってどんな人なの?
レグトがどんなやつか。なんか、長く一緒に過ごして来たから、ダメなところも良いところもたくさん知っている。ただやっぱり、恩がある。
ルド:うーん、前に人器の事について話しただろ。それで、俺にとっての父親のような存在。それがレグトだ。レグトは、両親に捨てられた俺を、これまで、育ててくれた。ちょっと下世話だけど、俺に色んなことを教えてくれたんだ。
タムジー:ルド、話してくれてありがとう。レグトさんについて少しだけど、知れた気がするよ。
ルド:そっか!それならよかった。
??:お?いたいた〜。ちょうど探してたんだよ
この声は………
ルド:エンジン!?
エンジン:そんな驚かなくてもいいだろー。というか、タムジーと一緒なんて珍しいなぁ。お前ら仲良かったのか!
そっか。エンジンは知らないのか。一緒に任務に行ったこと。タムジーが俺を助けてくれたこと。
タムジー:やぁ、エンジン。相変わらず突然現れるね。探してたって、なんかあったの?
そうだ!そういえば、エンジンは俺を探していたと言っていた。一体、何の用だろうか。
エンジン:ルドに、人器の使い方の修行してもらおうと思ってな!
人器の修行ぉー??まぁ、確かに俺は全然、力を発揮できてねーけど。
タムジー:それはいいね。僕も行ってもいい?
え!?タムジーも来んのかよ。いつもの3人なら別に緊張しねーけど、ちょっと恥ずいな。
エンジン:別に大丈夫だぜ!タムジーからも何か教えてやって欲しいしな!てことで、ザンカ達が待ってるところまで行きますかぁー!
タムジーからの、アドバイス!何か強くなるヒントになるかもしれねーな!
はい。えー、短編集は時間あれば、書こうと思います。
いやでも、いい感じに進んでるから来週辺りにはいけんじゃないかぁー?
コメント
4件
レグドさんのことを少しでも話せたルド君可愛い… チュールもらった猫ちゃんみたいな感じがもう可愛いでしかない… タムジーさんも一気に距離を詰めるんじゃなくてじっくりじっくりと落としに行ってるところが最高に最高(…日本語だいじょぶそ?)です…
ルドそんなにタムさんに心開いてたんだね〜!初知りだ! いやぁ〜個々の視点っていいね!読むの楽しい!