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僕の初恋は承太郎と言っても過言ではない。



それぐらいに美しい男性だったからだ。

こんなこと言ってる暇はない。なぜなら、土砂降りの雨が降っているからだ。最っ悪だ。傘を忘れてしまうなんて。自分の朝の行動にいらつくのと同時にお腹の傷が痛んだ。

「いてっ、、、」

よくこの傷で生き残ったよな。自分でもびっくりだよ。

アスファルトの匂いが充満する。そんなに好きな匂いではない。自分の好きな匂いはチェリーの匂いと、承太郎の匂いだ。

そんなことを思っていると、後ろから馴染みのある声がした。

「おい、花京院。」

後ろを振り向くと僕より頭1つ分ぐらい高い、男がいた。

承太郎だ。

「承太郎、、、!」

「どうしたんだ?ここで棒立ちしててよぉ。」

「いや、傘を忘れてしまってね。帰れないってわけさ。」

そう言うと、承太郎は手に持っていた傘を僕に手渡した。

「、、、貸すぜ。」

「いいえ。大丈夫です。濡れて帰ります。」

「俺が大丈夫じゃねえ!」

「、、、はいはい。」

「でもどうするんですか?」

「俺の傘に入ればいいじゃあねぇか。」

「じゃ、遠慮なく入らせてもらおうかな。」





「そんな端にいたら濡れるだろ?」

そういうと、彼は僕の肩を掴んで自分の方にぐいっと寄せた。彼の匂いに包まれた僕の顔はとても熱くなっていた。

なんせ僕たちは付き合ってから恋人らしい振る舞いをしたことなんかなかった。

正直、男同士で付き合うだなんておかしい。だけど僕はそんなことはどうでもいいくらいに、承太郎が好きだ。大好きだ。

ていうか、さっきから、承太郎が抱き寄せてから手を離さない。歩きづらくないだろうか。

「承太郎、、、」

「なんだ?」

「、、、歩きづらくないのかい?」

そう言うと承太郎は少し不満げな顔でこう言った。

「んなわけねぇだろ。」

「花京院が他の奴に盗られないようにしてるんだからな。歩きづらいとか、そんなの関係ねぇだろ?花京院が一番大事なんだから。」

そう言った後、彼は顔を帽子で隠したが、耳が赤くなっているのに気付いた。それに気付いた僕も顔が熱くなった。

やっぱり自分。思っている以上に承太郎に惚れ込んでいるなぁ。こんな関係が、ずっと続くといいなぁ。

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コメント

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え!え!傘貸しちゃうたろがイケメンだし院のセリフの言い回しもキャラのイメージ崩れてなくて想像しやすかったです😭 めちゃくちゃ好きだ😭😭🥹🥹🫶🫶🫶🫶🫶

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