目をを開け周りを見るそして愛しい人と
その人と作り上げた可愛い子を見る
優しく光の様に、俺は村山
の頬を撫でて言う、
【ありがとう、】
そう言うと止まって
居た両腕が俺を抱え腕の
中に閉じ込めた、
【良樹?】
俺は村山の手を握り微笑んだ、
【おはよう洋介】
暖かい彼の腕の中
ずっと此処に居たいそう
思って居た、俺は、
戦場と言う、戦いの場所て
倒れた、急いで村山が俺を抱き抱え、
そのまま人気のない場所へ
と司と向かっていた、
【ほら着きたよ轟?】
目を閉じ村山を離さない様に
弱い力で掴んでいる、俺は
そんな洋介の姿を見て司に言う、
【ごめん、しばらく轟と二人にさせて】
俺は言う、
【でも、】
俺は必死に自分の感情を
抑えながら震えて言う、
【司ちゃん、今俺を戦い
に戻したらきっと皆殺しに
しちゃう可能性あるから、
お願いだと二人にさせて、
俺、洋介と居たいだから
皆んなの所に戻って、戻れ!?】
俺は、村山に言わ
れるがままにその場を去った、
高城が去り俺は
洋介の頭を撫でて口付けをする、
【もし俺がお前の王子だったら、
口付けしてお前は目を
覚ましてくれるのか、洋介
好きだ、愛してるだから
起きて俺の可愛いお姫様、】
深い口付けをしてそっと離す、
【ゴホッゴホッ】
俺はその声を聞き洋介を見る、
【洋介?吐き出しなさい
レッドラムをじゃないと、お前、】
良樹の声が聞こえる暖かい
声に涙する、声を出そう
とするが痛さと苦しさが周り
喋る事も出来ない、良樹、良樹、
【大丈夫、大丈夫そのまま
そのままもうすぐお前の口から
吐き出される、から、苦痛は、
なくなるから、】
俺はそう言い洋介の喉を
軽く触るそして再び
口付けをする、俺の息で
吸い上げる、しばらくすると、
何か俺の口に入って行き、
そのままハンカチに吐き出した、
俺は洋介を膝枕し 頭を撫でた、
【もう大丈夫、終わった、洋介、】
さっきまでの痛みが自然に
治まり弱々しく良樹を見る、
【あ、良樹、】
涙が理由もなく出て来る、
【洋介、少し眠りなさい、】
良樹のその言葉を
聞き目を閉じる、おやすみ
俺の優しき世界、もう大丈夫、
確定条件をしてもう二度お前が
なくならない様に不老不死にさせた
だって俺だけが死なない存在で
居る事は、寂しいから辛いから、
今までだって皆んな俺を
残して死んで行ったから、
コブラちゃんも日向ちゃん
もスモちゃんも皆んな人間と言う
終わりを迎えそして何千年も
俺は、体が劣る事はなく、
ずっと25と言う体から
何も動かない、本当は、
コブラちゃんと皆んなと
死にたかった、でもそれは、
許されない、だから、
轟を、命を紡ごう、そしたら俺は、
人で居れるから、最後まで
洋介、お前を付き合わせてしまう、
【大丈夫だ、良樹、一緒に逝こう、
貴方となら怖くないから、】
俺は涙を流し言う、
【洋介、俺と居て幸せだったか?】
涙を零し洋介に言う、
【貴方とずっと過ごせて
幸せだった、今も貴方に
ありがとうと送る、俺と居て
くれてありがとう、村山、】
俺は洋介を抱えて
泣きじゃくる、
【洋介、俺を愛してくれて、
俺に愛をありがとう轟ちゃん、】
流れゆくお互いの体温の中で静かに
目を閉じる、体の中に沢山の光が
入っては、流れる、これが
本当の幸せと俺は思った、
光に向かう体は軽く
羽の様に浮きそう
になる、これでやっと、
【遅いぞ、村山】
俺が目を開けるとコブラちゃん、
日向ちゃんスモちゃんが居た、
【皆んな、】
三人の後ろから洋介が現れて
涙する俺の目を軽く風が
拭った、安心たのか、また涙が出て来る、
【コブラちゃん、日向ちゃん、
スモちゃん、来るの遅くなって
ごめん、ごめん、会えて良かった、】
俺は言う、
【貴方の子供の様な所久々
に見た、貴方が嬉しそうで良かった、】
俺達は、やっと辿り
着居たんだ、本当の
幸せに、死は、怖い事
じゃない死は、幸せに
辿り着く場所、
決して終わりでは、
ない幸せの始まり
end
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!