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騎士「時間です」
『…本当に今日だったんですね…
わかりました。同行します』
騎士「…良いのですか」
『…良い…とは?』
騎士「このままで、良いのですか。
貴方は… 殺されに行くんですよ…?」
『…良い、悪いではありません。これも幹部様命令です。それに…私は死なないと思います』
騎士「…そうですか、」キィ…
コツ、コツ、
『…まぶしっ、』
きよ「よく来たな。絶対に来ないんか思たで」
『私に決定権などありませんでしょう?
それに私は死なないと思われます』
きょ「っは、死ぬのが怖くて壊れたか?
どっちにしろお前は今日死ぬんや」
『いいえ、これは賭けです。
私は相手の良心に付け入った悪魔ですから』
きょ「…気色悪りぃ、」
チャキ…
騎士「…ここに、メイド、ルーシー・ダイアの
死刑を宣言し、執行する。」
『受け入れます』
きょ「…」スッ
『おや、レウ・クラウド様』
きょ「レウさん…?」
レ「…考えたよ。すごく」
『ありがとうございます。』
きょ「…」
レ「考えた上で、俺は、何も言わない。」
『…それが貴方様の決断であるなら。』
『構いません。むしろ想像した通りです。
何度も言いますが、受け入れますよ。
私、ただの一メイドでございますので』ニコ
レ「…っ、」
きょ「良かった…さて、」スッ
騎士「執行」
きょ「っ」ブンッ レ「でも」タッ
ガキンッッッ…
きょ「っ、…レウ、さん…」
レ「…」
『フフッ、』
ざわ…ざわ…
『ギャラリーは大賑わいですよ、』グッ
シュルル…パサ、
騎士「ロープが…」
きょ「なんで…」
レ「俺は何も言ってないよ。これは勝手に体が動いた。…そういうことにしといて」
『…信じてましたよ』
レ「それは違うでしょ…お互いに賭けだった。まぁ、この結果は君の勝ちになるのかな」
『そうですね』
きょ「…レウさん」
レ「…」
きょ「俺と、いや、国と敵対するんか…?」
レ「違うよ。俺が作った罪をはらしに来た。」
バッ
きょ「っ、れうさ」
レ「俺が、自作自演した。」
ざわっ!
レ「このメイドを、ルーシーを。離しておくために。」
『…』
レ「この子は、悪くないよ」
きょ「そんな…」
『…失礼、ばどきょー様。
私、仕事に戻ってもよろしいでしょうか?』
きょ「っ、」