敦「爆弾!爆弾!
あと5秒!?」
本物と信じているからかなり焦っている
敦さんは何を思ったのか信じられない行動に出た
太宰「なっ」
敦さんは爆弾を抱えたのだ
太宰「莫迦!」
タイマーは0になる
敦「(………………?)」
敦さんは何時迄も爆発しないのを不思議に思い顔を上げた
国木田「やれやれ……
莫迦とは思っていたがこれほどとは」
太宰「自殺愛好家(マニア)の才能があるね彼は」
敦「へ?…………え?」
ナオミさんは僕の縄を解いてくれる
其の侭ナオミさんは潤一郎さんに抱き着いた
ナオミ「ああーん兄様ぁ!
大丈夫でしたかぁぁ!?」
谷崎「痛だっ!?」
ゴキ,という人間から鳴ってはいけない音が鳴った
谷崎「いい痛い痛いよナオミ
折れる折れるって云うか折れたァ!」
『!…!』オロオロ
ナオミ「冬美ちゃんオロオロしてて可愛らしいですわ!」
『か,揶揄わな…で…!』
ナオミ「きゃーん!可愛いですわ!」
敦「…………へ?」
国木田「小僧
恨むなら太宰を恨め
若しくは仕事斡旋人の選定を間違えた己を恨め」
太宰「そう云うことだよ敦君
つまりこれは一種の__入社試験だね」
敦「入社…………試験?」
福沢「その通りだ」
武装探偵社社長
福沢諭吉__異能力「人上人不造」
社長だ
隣にはお姉ちゃんが居る
国木田「社長」
『社長!』
僕は社長に抱き着く
社長という言葉は話せるのだ
僕はぶっちゃけた話,社長の事をおじいちゃんみたいに思っている
敦「しゃ,社長!?」
福沢「そこの太宰めが
「有能なる若者が居る」と云うゆえ
その魂の真贋,試させて貰った」
社長は僕の頭を撫で乍ら云った
太宰「君を社員に推薦したのだけど
如何(いかん)せん君は区の災害指定猛獣だ
保護すべきか社内でも揉めてね
で,社長の一声でこうなったと」
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