ケヌキといく丸はマンホールの蓋を開けて中に入った。
「おおぉっ〜なんだここは?」
ケヌキは初めて地下水路に入った。まるで地底探検をしているような錯覚に落ちた。
「ケヌキは知らなかったのか?犬エリアでは普通だじょ!」
「まるで迷路だな、いく丸先に行ってくれ俺はついて行くぜ。」
「そんなこと言って・・・ホントはオイラのお尻を見るつもりかい?」
「・・・アホらしい、早く行け〜!」
「・・・おい、なんでここでキラキラなんだ?」
いく丸は赤いポーチからスマホを取り出した。
「オイラの出番だじょ。これがあれば出口まで案内してくれるじょ!」
「へっ?なんだ?」
「このアプリがあれば迷うことなく出口まで音声案内してくれるじょ〜!」
「よし、早くそれを使って行こうぜ!」
いく丸は”アプリの案内を始める”をタップした。
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