テラーノベル
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「俺たち、いつまでこんなこと続けんだろ笑」
2人抱き合ったあと、ベットに寄りかかりながら、直弥は苦笑して呟いた。
「こんな関係普通はおかしいよ」
颯斗は無言で服を着る。
「なんか言えよ」
「なおくんが終わらせたいって言うならそれでいいよ」
颯斗は冷たく吐き捨てる
「わかってるくせに、ずるいよそんなの」
「違ってたらごめんだけど」
帰り道玲に言われた
「なおくんって颯斗と付き合ってる?」
「なにそれ、なんでそう思ったの笑」
「なんかお互い視線が怖いんだよね」
「視線?」
「そう。俺が颯斗と話してる時は直弥の視線が怖いし、俺が直弥と話してる時は颯斗の視線が怖い。嫉妬してんのかなって。」
嫉妬。俺たちの関係はそんなことは許されない。
「付き合ってなんかないよ笑」
「えー、じゃあ絶対お互い好きでしょー!」
納得の言ってない顔で質問を続ける玲を俺は笑って受け流した。
夜になると俺は自分の家ではない場所にいる。
唇を重ね、肌を重ね、身体だけが満たされるセックスをする。
愛などない。あるのはただの欲望と独占欲だけ。
心はすりへる一方だ。
「帰んの?泊まってけば?」
「これから永玖とゲームする約束ある。」
「俺より永玖かよ 」
俺たちは言わばただのセフレ。
それなのに独占欲という気持ち悪いものを持ち合わせたせいでこんなことになっている。
いっその事すべて捨ててしまえば楽なのに。
いつも同じような物語でごめんなさい!
これはどこまでも壊れていく2人を書こうと思っているので、パピエン厨の方はここで🙇🏻♀️🙇🏻♀️
コメント
3件
ねえ最高の予感しかしないんですけど?!?!🥹🫶🏻✨言葉に表せないこの関係が好きすぎて,,,,,😖🫵🏻💗