テラーノベル
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🌸Side
ドクン、ドクンっと
心臓の音が鳴り響いて
勝手に身体と口が動いた
🌸「ご、ごめん!俺帰る!!」
と、急いでカバンを持ち
練習場に照を残したまま、飛び出した
バタンッと
扉を閉め、壁に背中を預けてしゃがんでしまう
どうして?
いつから?聞きたいことは山程ある
けど、
ずっと一緒の夢を見る仲間だと思ってたから
可愛い、弟だと思ってたから
悲しい。
それが一番しっくり来た
そういや、
俺って照にめっちゃ引っ付いたり
絡んだりしてたじゃん…
そういう辺り、何も考えてなかった自分に嫌気が差す。
どうしよう
照の事がいきなり過ぎて
涙がこぼれ落ちてくる。色んな感情が出てきて
俺がグスグスと泣いていると
俺がさっきまでいた練習場の扉が開いた
🟡「さくま…」
さっきまでしゃがんでたクセに
照が出てくるとスクッと立ち上がってしまう
🌸「あっ えっと…これはっ」
ヤバイ。泣いてるって事絶対バレてる
🟡「ねぇ」
🌸「な、なに?」
照がまた俺の手を掴んできて、
動揺してしまう
🟡「俺んち来ない?」
え?
🌸「な、んで…」
友達だったらあり得ることだろう
メンバーだったら当たり前に。
けど照のさっきの発言で
俺達はそういう立場じゃなくなっちゃったじゃん
なのに、
🟡「その、佐久間が言いたいことは分かるんだけど…
俺のせいでそんなに泣かれたら、申し訳なさが…」
心配、
してくれたんだ
🟡「あ、あれ!もちろん下心はないから!
絶対に!俺もう佐久間でしか勃たなくなったけど!いっつも佐久間でヌいてるけど!!
流石に理性無くしてなんてバカな男じゃないから!!」
🌸「え…、」
🟡「あ…」
絶対俺に言っちゃダメなやつじゃん
そうなんだ…知らなかった、、。
🟡「ごめん、嫌だったよな。
佐久間はメンバーとして接してくれてたのに」
🌸「いや、俺も。
気づかなくってごめんね」
🟡「うち、くる?」
🌸「行こっかな」
────────────────────────
照の誘いに甘え
家に上がらせてもらう
🌸「久々…」
🟡「あー、確かに
最近は来てなかったね」
🌸「なんか、可愛いの増えてるね」
照は元々可愛いのが好きだから
集めてるのかな
照らしいなぁ
🟡「可愛いよね」
🌸「うん、かわいッ…
🟡「じゃなくて、佐久間が」
パッと
時間が止まる
一瞬なに言ってるんだってなって
🌸「へ?俺?」
やっと頭が回った
まさか…
🟡「うん。可愛いの見てる佐久間が可愛い」
🌸「な、にそれ…//」
🟡「もう告っちゃったからね
隠す意味なくなったから」
じゃあずっと想ってたってこと?
俺の事を?
俺、照にそう想われることしたかな…
🟡「飲み物、何がいい?」
🌸「えっと、コーヒー」
🟡「甘め?」
🌸「うん笑ありがと」
照がお湯を温める準備をしてる代わりに
俺が少し高い位置にあるコップを取ろうとする
と、照が俺の背中に被さって…
🟡「はい、コップ」
🌸「あ、ありがと…//」
びっ…くりした
急だったから
これも照が隠してたっていうものの一つなの?
🟡「どうしたの、 顔真っ赤だけど」
少しニヤッと笑う照
コイツ…!!
🌸「なってねぇし!!
ていうか届いたんだけど!」
🟡「ごめんごめん笑
届かないと思った笑」
俺の身長いじりやがって…
けど、今日初めて照と笑えたかも
🟡「座ろ
お湯になるまで時間あるから」
🌸「うん」
照に手を握られ
ソファに座った
手…
ホントに俺の事好きなんだ…
🟡「あ、ごめん。手、嫌だったよね」
🌸「ううん。嫌じゃないよ」
俺が言うと
離れそうになった手が再び繋がれた
さっきと違うのは
俺の指の間に照の指が入ったって事
🟡「嫌じゃない…?」
🌸「嫌じゃないよ」
🟡「ぎゅうしたい」
🌸「いいよ」
ぎゅーーーーーーーーーっ
と長いハグ
俺も照の背中に腕を回して
照に応える
右肩に乗る照の頭
なんとなく撫でてみた
すると
照から聞こえる
涙をこらえる声と鼻をすする音
🟡「っごめ…ん。」
俺は何も言わず
照に顔を埋め、撫でる手はそのまま
🟡「好きなの…今日で終わらせようって思ってッ
がんばったッ…けど、やめられない、っ…」
🌸「止めなくていいよ、」
🟡「好きになるとっ、めいわくだから」
🌸「迷惑じゃないよ…」
🌸「俺と、付き合ってみる?」
──────────────────────🌸
続きまーす✨️
🟡のサンタさん見ました?
めっちゃかわいいー!!!
あんな可愛い顔して
腕の筋肉ムキぃって!
ミニスカ履いてるのかな
履いてるよね(履いてて欲しい)
追記
履いてませんでした🫠
コメント
4件
動揺して泣いていた💗くんが💛くんの不安を和らげ受け止めてくれてよかった

💛くんの告白に🩷くんが応えるのか😍自担としてはうれしい😍