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🐉 ← ジヨン(高2)
🐼 ← スンリ(高1)
🔝 ← タプ(高3)
👼 ← テソン(高2)
☀️ ← ヨンベ(高2)
⚠️ 捏造注意 ⚠️
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👼sid
[ in 教室 ]
四月。
新学期の空気はまだ少しだけぎこちなくて、でも春の陽射しはもう、あたたかかった。
チャイムと同時に教室がざわつく。僕――テソン、高校2年生。
放送部の活動があるから、少し急いでノートを閉じた。
🐉「ねえ、今日の昼放送の台本、忘れないでよ…w」
同じクラスのジヨンが、机に肘をつきながら笑いかけてきた。
👼「分かってますよ。ちゃんと持ってきましたから!」
🐉「なら良かった。テソンの声、わりと好きなんだよね。」
👼「へっ……!?//」
思わず赤くなる僕を見て、ジヨンは口元を隠すように笑った。
ちょっと掴みどころがない彼は、同じ2年生で、台本担当。
最近、僕にやたらとちょっかいをかけてくる。
👼『……やっぱり苦手かも。というか、僕のこと、からかってるよね?』
そのとき。
🔝「テソナ…。」
低く落ち着いた声に、僕は振り返る。
教室の入り口には、いつものように無表情なタプ先輩が立っていた。
高校3年生、放送部の編集・音響担当。無口だけど、目が離せない人。
🔝「収録室、移動する。機材のチェック頼む…。」
👼「……は、はいっ!」
ジヨンが小声で「今日もバッチバチに“たぷ落ち”だな」と言ってるけど、無視して荷物を抱えて先輩について行く。
[ in 収録室 ]
収録室に入ると、タプ先輩は無言でPCを立ち上げ、ミキサーに手を伸ばした。
僕もマイクのセッティングを手伝いながら、隣の席にそっと座る。
🔝「……昨日の原稿、直してきたか?」
👼「はい。これです」
渡した紙にさっと目を通したあと、彼は静かに頷いた。
🔝「……読みやすい。落ち着いたトーンもいい」
👼「え……ほんとですか?//」
褒められ慣れていない僕は、顔が熱くなってしまう。
そのとき。
🔝「……お前さ、最近……誰か好きなやつでもできたのか?」
👼「っ……」
一瞬、息が詰まる。
👼「な、なんでそんなこと……」
🔝「……顔に出てる。俺にはわかる」
👼『ずっと……見てたの?僕のこと……。』
👼「……それって、先輩には……関係、ありますか?」
タプ先輩は少しだけ視線を逸らしたあと、ぽつりと言った。
🔝「……あるかもしれない」
数十分後。
扉がガチャリと開き、収録室に3人の声が重なるように入っ てくる。
🐼「先輩たち早いですね!」
☀️「機材、いじられたら困るからな。って、スンリ、廊下で走んなって」
🐼「ヨンベ先輩、見ててくださいよ!廊下ターンの技術、上達したんですよ!」
1年生のスンリが、ふざけながらマイク前の椅子にぴょんと飛び乗った。
後ろには、淡々と注意するヨンベ。
落ち着いていてクール、だけど誰より周りを見てる先輩。
☀️「まったく……怪我したらどうするんだか…。」
🐼「えへへ、優しいなぁ~。でも、ジヨン先輩よりは怒ってませんね!」
☀️「……ジヨンは甘やかしすぎなんだよ。”お前には”」
🐉「甘やかしてないから。……まぁ、可愛いのは事実だけど…。」
ジヨンがスンリの肩に肘を置きながら、にやけている。
ヨンベはそんな2人に苦笑しながら、コンセント周りの確認をしていた。
放送室はいつもと変わらぬ騒がしさ。
でも僕の中だけ、何かが少しだけ変わり始めていた。
👼『……タプ先輩の“あるかもしれない”って、どういう意味だったんだろう』
その言葉を何度も繰り返しながら、僕はマイクのスイッチをそっと入れた。
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続く……
(主)「学パロ、作ってみました!!!!」
(主)「CPは、タプテソ。にょんとり。のCPで、ヨンベは、支え役です!!」
(主)「続きも楽しみに、しててね〜!!!!」
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コメント
5件
う、、好きです
学園パロ最高です!ありがとうございます!