脳が呼び続ける声、
締め付ける様に
縛られた感覚に
何度も襲われる
俺の真実の体
身をそっと寄せ
唯、目を開くと
たまに恐怖に
襲われその感覚に
正気を隠せなくなり
いつも呼んでしまう、嗚呼、また脳が弱く
なってるのが分かる、村山の側にやっと
居れると安心したと
思えたとそう思った、
俺の眠って居る間にレッドラムを何者かに
もられた、村山は、激怒しレッドラムを
盛った奴を探せ!?
と定時、全日に呼びかけ
まるでその姿は、俺の知らない村山
だった、村山の背中に抱き付いたが
すぐに突き離された、村山が物凄く
怒っている事が理解出来た、
【轟、今は、村山さんから離れろ!?】
え!?どう言う事だ村山
から離れろ、何言ってんだ?
俺は理解しないまま
高城の言葉を聞き続けた、
高城は、俺を
抱き締め安心させた、
【止めろ!?俺から轟を取るな!?】
高城は、俺を腕の中に
隠し村山に近づけない様にした、
村山は、高城に手を掛けようとした時、
【村山、お前、覚えてるか、俺の事?】
そう声を掛けた人物、
それは、山王連合軍の
コブラだった、
【・・コブラ・・ちゃん?何しに来たの、】
そう村山が言うと
コブラと言う人物は、
言葉を口にする、
【少しお前頑張り
過ぎたんだ、だから精神
不安定になり今の状況を
起こしたんだろ?】
俺は、高城の腕の中から
抜け出し、村山の所に行く、
【止めろ!?轟戻れ!?】
俺は叫ぶ、けれどその声は、
轟には届かない、
【村山、】
俺は、再び彼を
抱き締めるが、村山は、冷たい
目で俺を見て言う、
【轟、止めろ!?鬱陶しい、】
俺は轟を突き飛ばし、
コブラを見る、
【村山、轟に酷い事するな、】
違う、俺は、違う、
こんな事したい訳
じゃない、俺は、唯、
【轟、轟、】
俺はしゃがみ込み
轟を呼ぶ、それは
まるで子供の様に俺は
コブラさんに言う、
【コブラさん、お願いがあります、】
俺は轟を見てその言葉を待つ、
【何だ?】
俺は言う、
【ここに居る人達と
共に少し席を外してください、
村山としばらく二人だけにして
ください、お願いです、】
俺は轟の言葉の
通りに行動をし
その場を後にした、
そして俺は村山と
二人きりになり
村山の頬を触り言う、
【大丈夫、貴方は悪くない、村山、】
俺はその言葉を
彼に言う、そしたら彼は、
俺に抱き付き、泣き続けた、
【う・・・う、】
俺は彼の背中を
優しく撫で続けた、
【今は、俺の腕の中で泣き
続けて良い、ゆっくり涙を
流して良い、その涙も
貴方の苦しみも全て俺が
背負うから、だから
大丈夫だ、村山】
子供様に泣き続けた
彼は俺の腕の中で
眠りに着き、その
寝顔を見て俺は
思った、
【久々に貴方の寝顔を見れた、
もう無理しないで、俺はずっと、】
俺の中にあった
レッドラムが動き出し
その影響力につれて、
ゆっくり痛みを
刻む様に俺の体を蝕み続ける、
きっと死ぬ事は、ないだろう、
けど此処でこの人と、
体の痛みを押し込む様に
我慢を続けた、
【う・・。】
血液が口の中に
回るのが分かる
こんなのは、慣れている、
村山には、唯、村山が
居たから存在出来た、
【貴方には、ちゃんと存在が
あるよ、貴方は生きて良い、俺は、】
すごい速さの霧雨の雨が
心に流れる、光の心臓の様に心の
海が流れる人々の思いが俺の中に、
【村山、貴方だけは】
光が差し込み
目を開ける、1番に
目に移ったのは、
轟の姿だった、
【轟、おい、轟ちゃん?】
しばらくして轟が
目を覚ましたと
同時で轟が口を
押さえた、
【かは・・・ごぼッ】
轟は、何かに苦しむ様に
嘔吐をしてた
俺は急いで轟を
抱え病院に向かった、
医師からは、
何らかの薬みたいな
物を飲み嘔吐したと
伝えられた、病室に向かったら
轟は、静かに眠って
いた、俺は横に置いてあった
椅子に座り轟を見た、
医師からは、
すぐに目を覚ますと言われ
その言葉に安心を
覚える、
【洋介早く目を覚ませよ、】
それを言い轟の手を
握り続けた、そのまま睡魔が
襲い眠りに付いた、
【村山、むらやま】
弱々しい声が俺を呼ぶ目を
開けるといつもの
轟の顔があった、
【轟、お前、】
轟は、微笑んで
俺に笑みを見せて居る、
【村山、大丈夫?】
俺は飛び置き轟を見た、
【俺の事は、いいお前は
大丈夫なのか?】
俺は、言う、
【俺は、大丈夫、もう痛くない、】
自然にさっきまでの痛みが
消えて行く、
【轟俺と結婚しょう俺お前と
生きて行くだからさ、轟、俺と
結婚してください、】
俺は村山を見つめ言う、
【はい、喜んで】俺は、轟を抱え
笑顔で笑った、笑ったなんて
久々と思うぐらいにお互い
笑った、これでずっとお互い
一緒に居れる、上から青の花が
落ちて来た、
その中に花冠があり
それを取り轟の頭に
そっと乗せた、
【ほら可愛い花嫁さんの
出来上がり、轟可愛いよ、綺麗だ】
俺はその言葉に
嬉し泣きをした、
【村山ありがとう、】
俺は、そっと轟に
口付けをして
そして抱き締めた、
これからは、俺達の
幸せ、あの日ずっと
望み続けた、幸せが
訪れた、ありがとう、
俺達は、幸せになります、
絶対お互いの存在を
離さない、心を思いを
end
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!