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注意
不穏、
痛いです。
親の声で目が覚めた。
窓の外に薄明かりが見える。
布団に潜り、聞こえないフリをした。
しばらくすると、1階から階段を登って来る音が聞こえた。
その音に私は大きな不安と恐怖を抱いた。
「起きて!学校遅れるよ!」
母が怒鳴った。
私は起き上がって布団の上に座った。
…吐き気がする。
お腹が痛い。
そんな言い訳のような言の葉を並べても誰も快く受け入れてくれるはずもなかった。
「何?サボるの?」
冷たく聞かれた。
私が頷くと母は大きくため息をついて 乱暴にドアを閉めた。
布団の中は暖かいはずなのに、 体温だけは冷たかった。
情けない自分に涙が出る。
特にすることもないのでまた横になった。
こうなったのはいつからだろう?
学校で悪口を言われるようになってから?
友達と接するのに疲労を覚えてから?
自分が嫌になってから?
元々自己肯定感は低かった。
…いや、きっと誰よりも高かった。
だから周りの人に嫉妬して、
そんな自分が大嫌いで、最低だと思って、
「本当の自分」を隠した。
人と関わるのに疲れた。
もう1人で居たい。
いっその事居なくなってしまいたい。
私は今中学1年生だ。
1学期は問題なかった。
だが2学期の途中で男の子から陰口を言わるようになった。
私は何もしていないのに。
見た目が悪かったらしい。
ならどうすれば良かったんだ?
その件は大人に話して解決したが、
やはり人間関係への不安は大きくなった。
友達の事も時々疑ってしまう。
(この子も私の事面倒臭いとか思ってるんだろうか?)
そんな自分に嫌気がさした。
最低。最低だよ。
自分なんて大嫌い。
でもみんなの言う「最低な人間」が 本当の自分だった。
ま、みんな僕の事変な奴って思うだろうさ。