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注意
書いた人はにわかです。
コミックスの74巻までの知識(それもうろ覚え)で書いています。
矛盾、キャラ崩壊の恐れがあります。
ほとんど男主でキャラ出てくるのは一瞬です。
突然始まって突然終わります。
つまりほぼネタです。
途中一瞬ですが他作品も登場します。
危険を感じたらすぐに閉じることをおすすめします。
大丈夫だ!と大海原のような心をお持ちの方はお進み下さい。
最後に。
こんなタイトルですがご都合展開までいきません!!!
(腐向けだとは思…います…???)
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『…____では、頼んだぞ』
「…頑張りまーす…」
がちゃ
………。なんてこったい…。
ねぇ、知ってる?転生ってトラックにはねられなくても起こるんだよ…ソウデス私が転生者デス。ちなみに変でもおじさんでもない。
前世の記憶バッチリなタイプでした。
どこの世界だと思う?目を開くとそこは…
_____大海賊時代でした_____
メルヘンの欠片もありませんでした。
麦わら帽子被ったゴム人間が冒険して海賊王を目指す世界ですね。まあ最初は死亡率バグってる鬼やらお化けやら倒す世界じゃなくてよかったーとか思ったけども。
でもね?冷静に考えて下さい。
……海賊よ?
いやこええぇぇよおおお!!!作中の主要キャラがバンバン死ぬ訳じゃないから危険度低めに見えるかもしれぬが、
それはッ!!罠だぁッ!!!
一般の人どーなってます?巻き込まれまくりじゃあありやせんか???
原作に出てくる島はもちろん、どこに住んでても海賊が攻め込んでくる恐怖に怯えながら生活とかナニソレ!!
大海賊時代とはよく言ったもので、前世の世界よりも海賊がメジャーな存在。令和の時代を生きた僕ちんにはちとキツい。
まあ何やかんやありながら今日まで生きてくることが出来ました。過程は誰得案件なんで割愛。
ところで皆の者。いきなりだがワンピースに出てくる、「炎のアタっちゃん」って知ってる?
…。うん。誰?
___その通りです!この炎のアタっちゃん、本編に全然出てきません!!
ちょろっとです!いや、もうチョッぐらい!パンダマンより知名度低いのでは?
ふっ…俺でなかったら見逃してたね…。
なんで知ってたかって?…ねーちゃんです。
家族にワンピース大好き人間がいたのだ…!俺のワンピース知識はコミックと姉のうんちく(かなり偏った)で出来ています。
なんで俺も覚えてるんだろうね。怖い。ちなみに頭は良くないよ!テストは赤点スレスレだった!!
閑話休題。
んで。その恐ろしいねーちゃん()によると。
炎のアタっちゃんとは!海軍の専属カメラマンであり、賞金首の顔写真を撮っている男。
ちなみにルフィ達の手配書もこの人ね!撮影時に「ファイア!!」と発することから炎のアタっちゃんになったらしい。
しかし、カメラのレンズキャップを外し忘れることがある。まっくらの写真をお作りになられます。……あのー、あれ。サンジの似顔絵手配書の件です。これ大事。テストにデルヨ!
じゃじゃん!!問題です!俺は海軍です!写真を撮ってます。戦うのは苦手。
ただいまの時間軸は、ルフィがアーロンをぶっ倒したところです。初めてルフィに3000万の懸賞金がつくとこ。
ここで冒頭に戻ります。先程本部からこのことで連絡がありました。
…はい!俺はどういう状況に陥ってるでしょうか!!さっきの件も思い出してね!
___正解は!
俺に!
麦わらのルフィの顔写真を撮ってこい。
という依頼が来た!
でしたー!!!
正解者には抽選でついさっき拾ったそこら辺の小石をプレゼントー。
………。いやなんっでやねん!!!原作はアタっちゃんだったよ!!!ちゃんとレンズキャップ外してたよ!!!こんな原作とのズレいらんわ!!!誰!!!得!!!
すんません。取り乱しました。…いやでもさ!混乱するよ!!そんなとこにズレ生じるんかい!
俺なにもストーリーに手を出してないのに!
…え?なんでって?
そりゃあー、良い方に変わればいいけどもしもっと悪い結果を招くとかなったら発狂しそうだからさあ。断じて怖いわけではない。断じて。
どうなっているんだ…。
……。まあ、そこは今考えても仕方ない。
…麦わらの一味のとこに行かなきゃダメなのか…。
もちろんルフィ達は悪い人じゃないんだけど一応海軍の立場にいるからなあ。あの人達を一目見られるのは嬉しいけど…。
……。面倒なことにならないといいなあ…。
自分でフラグを立てていくぅっ!!!
と、まあまあそんな感じでココヤシ村向かってるなう。
絶賛船に揺られております。ボッチです。
ルフィ達は確かアーロン倒してから3日間宴やってたからこの調子だとギリギリ間に合うはず。
原作は、ローグタウン着く前に手配書が判明してたから、少なくともその前日には撮っておかないといかん。手配書つくって新聞社に渡す時間あるし。
…なんか思ってたより時間なさそうだな!くそ、給料はずめよ!!納得いかなかったら異議申し立てる!!!覚悟しろお偉いさん!!!
あ、そういえば。このまま海軍の船で行っていいのだろうか。ネズミ大佐のせいで海軍の印象村の人にも最悪になってるよねたしか。
…。あの人の給料減らしてその分俺にくれないかな。
ついたーっ!!!
宴3日目っていうギリギリだけど!
船はこっそりこっそり島の端の方にとめた。まああんまデカくないし、見つかりませんようにっと。
もうすんごいどんちゃん騒ぎだな。別にこれだったら気づかないかなあ?
…えーっと、ルフィルフィっと。
___いた!
ついでにゾロとサンジも!
3人いる!
絶対近づきたくない!!(迫真)
うわあ、ルフィのもってる肉の量すんごい。
これあれか!生ハムメロンの場面か!おおお、原作シーン拝めてるよ俺…!ものっそい遠くから双眼鏡ごしだけど!
あ、ルフィが生ハムメロン探し行ってサンジもナンパしに行った。ゾロは寝てる。えぇ、寝付き良すぎじゃない?のび太君もびっくりだよ。
ねぇ、聞いて。今更感あるんだけどさ。
__原作のあの写真いつ撮ったのー!!!
背景からして恐らく昼間だろう。うん、それはいい。わかるわかる。
問題は次!
ルフィの左後ろにウソップの後頭部が写ってることだ!!!
……どんなシチュエーション?!!!
ルフィの感じからして、写真お願いしまーすみたいな感じで撮られたのかな?
で、その後ろに偶然ウソップが写り込むっていう状況を作り出さなければいけない…。
無茶振りにも程があるのでは?ねえ???
…………。うん、そう考えると今はまだ撮れないな。ルフィの両手は肉で埋まってるし何なら口にも突っ込んである。ウソップは高台でメガホンもって歌います!!!って言ってるし。
めちゃめちゃ盛り上がってる。
まあこのどんちゃん騒ぎなら写真撮る男が現れても不審に思われないでしょ。不幸中の幸いって奴かぁ…?
…。上着でも羽織って制服隠そ。
メーデーメーデー!!!
…メーデーってどういう意味だったっけ?違うそんな事はいいんだどうでも!!
来た!!!
来たよ!!!絶好のチャンス!!!
あれからしばらく待ってたら、ルフィとウソップの2人になった!!!
神は存在した!!
もたもたしてると日が暮れてしまうし早いとこ撮ってしまおう!
っあー!!!緊張するーー!!
深呼吸して…。よし、いくぞ…!
「すいませーん、写真お願いしまーす」
「んぁ?いいぞー」
よし、ウソップはまだ気づいてない!
パシャシャシャッ
見よ!!このJKもびっくりな連射を!!!
「?どうしたんだー?ルフィ」
「なんかコイツが写真撮るってよ!」
「写真?」
あれ、なんか不審がられてるか?
やばいやばい!うなれ!俺の表情筋!!!
必殺ッ!無害ですよスマイル!!!
「はい!突然ですみません!あなたも写真いいですか?」
「おぉーいいぞ!このキャプテンウソップさまの勇姿を刻んでくれ!」
「わーい!ありがとうございますっ!」
よぉぉぉし!このモブ顔スマイルが役にたったぞ!!
パシャシャシャッ
原作はこの時点でウソップの手配書はないけどここで撮らないのはおかしいしな。
…ファン心が働いたのはあたりまえ体操。
「…ありがとうございます!」
満足するまで撮影してようやくカメラから顔をあげた、その時!
ビュウッと強めの風がふいた。
あー、さねみん通ったなーとかどうでもいいこと考えてたんだけど
「お前…、それ…ッ」
「え?」
「海軍の服じゃねーか!?」
「ホントだ?!お前海軍なのかぁ?!!」
「」
ヤラカシタ。
本当に羽織ってただけだからめくれて世界まる見え状態。たすけて所○ーん!!
腕通しとけばよかった!!!
「海軍はあのネズミ野郎だけじゃなかったのかよぉ〜〜ッ!!」
「お前またナミの宝狙ってんのか!!!」
ぎゃあああ!!!ルフィが戦闘態勢とったあああ!!
「ッ、収納ッ!!!」
「?!!」
「何だっ?!!」
どこからともなく現れた複数の白い壁がルフィとウソップを囲み、箱になって閉じ込めた。
「ぎゃあああ!!なんか捕まったあああああ?!!!」
「おい!!何だコレ!!!」
箱の中からウソップの叫び声と破壊音が聞こえる…。後者はルフィの拳の被害者です。
___説明しよう!俺は、ハコハコの実を食べた箱人間なのだ!
…箱人間っていうか、箱を出せるっていうだけね。ルフィのゴム人間みたいのよりかは、Mr.3のほうね。出すほう。
そして今出したこの箱は中から壊すことが出来ない。めっちゃ強くない?!
なんと逃げやs…いや、捕まえやすい能力だろうか!!
外からは声が微かに聞こえるだけで中の様子はわからない。
…俺はもちろん分かるけど。
マジックミラーみたいに中が見えて音も問題なく聞こえる。まあね!出した張本人だしね!!!
………。よおし!逃げよっと!!
あ、箱は俺が一定の距離離れたら無くなるようになってるよ!ご心配なく☆
こうして俺は混乱しているルフィとウソップを置いてココヤシ村を出たのであった。
「____待て」
「…ッ!」
「うちのバカどもを閉じ込めたのお前だろ?」
聞こえてきたのは中井さんボイスと平田さんボイスで
アッ オワターーー…
村からは出られませんでした。
神はいなかった!!!くそ!
…そういえばワンピース界の神ってエネルだった!!やっぱクソだ!!!
ゾロとサンジはさっきも割と近くにいたらしく、ルフィ達の大騒ぎを聞いて駆けつけたっぽい。敵の立場にたったら恐ろしさしかないこの優秀さ。
なお、ゾロ1人だったら俺までたどり着けなかっただろうとかはこの際言いまへん。俺空気読める子。賢い子。
…いやいやいや!こんな現実逃避してる場合じゃない!!
きっと2人も俺の能力はよく分かって無いだろうからここは先手必勝だろ!!!つか攻撃されたら確定で俺の負けよ!!!
「収納!!!」
「なっ…!」
「これかっ…!」
がっちゃこーん
箱の出来上がりー!ぃよっしゃあああああ!!!やられる前にやってやったあああー!!!怖かったああああああー!!!
____ティロティロン
…え?
ドゥッ↓ドゥッ↑ドゥッ↓ドゥッ↑ドゥッ↓
…え何コレ。
なんかポケモンが進化する時のBGM流れてるんだけど??
__おや!?
ハコハコ ノーマル の様子が…!____
なになになに??!俺の能力って今までノーマルだったの?!!
進化?ねえ進化???
__おめでとう!ハコハコ ノーマル は ハコハコ ご都合 に進化した!_____
………。Bキャンセルぅぅぅぅう!!!
当然ながらここにBボタンなどない!!これは連打案件だぞ!!!ガッデム!!!
ご都合ってなに…、いや、分かるぞ。残念ながら。ねーちゃんの得意分野なアレだよな…。薄い本が厚くなりますねぇのアレよね。
「おいどうすんだ!!」
「うるせぇテメェがさっさとしないからこうなっちまったんだろうが!!」
俺の気持ちなど知らないお2人さんはいつものごとく喧嘩しておられる。
…そんなことしてるから薄い本がのネタにされるんだよ!!
「!何だ?」
突然喧嘩じゃないサンジの声が聞こえた。
何だ?なんか発見した?
「…この部屋は〇〇しないと出られない部屋、だあ~?!」
「ああ?何だそれ」
______おっふ
力つきました…。