組長娘と世話係
霧島 体調不良
_ピピピピ
目覚まし時計の音が部屋中に響く
朝だ
いつもよりも重く感じる身体を起こし
お嬢を起こしに行こうと立ち上がった
霧島「 ッッ?!グワン𖦹」ガクッ
気のせいでは無かった
酷い頭痛、吐き気、目眩、
、、風邪を引いた
霧島「ックソッッ、はぁ、」
「風邪なんていつぶりだ、?」
「、、、お嬢起こさねぇと、、ッい”ッッ!ズキッ」
「ッはぁ、はぁ、ッ」ムクリ
「ッッ気持ちッ悪ッッはぁッはぁッ」
この時既にもう身体は限界に達していた
それでも組に迷惑はかけられない
[休まなければ]という気持ちを押し殺し
支度を済ませお嬢の部屋へ行く
_
霧島「コンコン お嬢、朝です」
八重花「きりしま、?」
霧島「はい、おはようございますお嬢」
八重花「おはよ、ゴシゴシ」
眠そうに目を擦りながらドアを開けるお嬢がいた
霧島「さ!顔洗って飯頂きましょう!」
お嬢に不調が悟られないように明るく振る舞う
八重花「、、、きりしま、たいちょうわるい、?」
霧島「、、、え、? そんな事ありませんよ!
この通り元気です!」
不意を突かれ一瞬戸惑ったものの
冷静さを取り戻し再度誤魔化す
あぁ、俺の悪い癖だな、
俺はどうも自分の事を話すのが得意で無いらしい
八重花「、、、きょうは、かねひらと
がっこういく、」
霧島「え? どうしてです?」
八重花「きりしま、ずっとくるしそう、、、」
八重花「かお、まっさおだよ、?」
霧島「え、、、」
気が付かなかった
お嬢は本当に観察眼が鋭い
周りの変化によく気づく
にしても、そこまで心配されるとは、、、
八重花「きりしまはねてて!
かえりに、のみものとおくすり
かってくるから!」
霧島「はは、すみませんお嬢、」
お嬢は本当に俺なんかよりしっかりしている
お嬢が金平と外に出た瞬間、
さっきまで平気だったはずの頭痛、吐き気が
一気に押し寄せてきた
めまいが酷く、立つのがやっとな程に、
霧島「ッッく”ッ グワン」ガクンッ!
足から一気に力が抜け、
勢いのまま床に手をついた
それでも目眩は消えず、押し寄せる吐き気に
耐え切れず、思わず口を手で抑えた
霧島「”ッッはッぁ”ッ ぅ”ッッ パッ」
身体中から冷や汗が止まらない
今すぐトイレに駆け込みたいが
目眩が酷く、とても立てそうにない
もし、こんなところを誰かに見られでもしたら、、、
霧島「ッッ グッ(立)
はぁッッはぁ”ッッ フラフラ」
そう思うと自然と身体が動いた
壁に寄りかかりながら
やっとの思いでトイレへ着いた
霧島「ッう”ッッ」
堪えていたものが一気に喉まで来て
胃袋を鷲掴みにされるような不快感で
頭痛が酷くなる
???「霧島さん?」
霧島「ッッ!!」
驚いた
ドアを閉め忘れていた
振り返る気力はもうなかったが
声で主がわかった
霧島「ッッはぁ”ッ 杉原ッッ、?」
杉原だ
血の気が引いた
弟分に情けない姿を見せてしまった
そう思うと誤魔化すことしか考えられなかった
霧島「ッッ何でもない すぐどく、ッッ”ぅ”ッ」
ダメだ
動けない
どうする
何を言われる
杉原「、、、 (座)」
霧島「ぅ”ッッ はぁ”ッはぁ”ッッ、、、? 」
隣に座った
次の瞬間背中を上下に摩られた
霧島「?!ッッぅ”ッッえ”ッッ」
背中をさすられた瞬間耐えていた物が
堪えきれなくなった
霧島「ッッは”ッァ”ッッ ッッ杉原”ッ” それ”ッやめろッ”
う”ッッ」
やめろ
こんな姿見せたくない
見るな
杉原「、、、はぁ、 出すの我慢しないでください
出した方がスッキリしますよ」サスサス
あぁ、もう無理だ
杉原「大丈夫ですよ、ほら出して下さい」
霧島「ッックソ”ッ てめ”ッ ぅ”ッッ 口外ッ すんなよ”ッ」
杉原「はいはい、」サスサス
霧島「ッッぅ”え”ッ ッッはぁ”ッ う”ッッ”」
杉原「あ~ぁ、今日ご飯食べれてないんですか?
また無理して、」サスサス
こちらからの返事は期待してないのか
ずっと独り言を言っている
俺はただ
杉原に背中をさすられるしか出来なかった
ーーー
霧島「はぁ、はぁ、 」グッタリ
何十分吐いていたか分からない
ここまで限界を超えていたとは、、、
杉原「、落ち着きましたか?
これ、タオルと口ゆすぐ用の水です」
霧島「、悪、い、 」
杉原「完全に風邪ですね、全く、
お嬢と金平の姿が見えないと思って
来てみればこれですよ、、、」
杉原「どうせまた風邪ひいてるにもかかわらず
お嬢送りに行こうとしたけど
お嬢にとめられて、、、って感じでしょ?」
当てられた
霧島「、、、」
杉原「はぁ、立てますか?
部屋行って安静にしてましょ、」
霧島「、あぁ、、、 ッッ ガクッ」
立てない
目眩は全く収まっていないようだ
情けないな、、、
杉原「おっと、
しょうがないから抱いていきますね」ヒョイ
霧島「ッッ下ろせッ」
抵抗したが全く力が入らない
杉原「弱ってるからか思ったより
軽いっすね」
霧島「、、、」
***
杉原「はい、しっかり寝てください
食欲はありますか?あったら香奈美さんに
お粥作ってもらいますよ」
思ったよりしっかりとした対応だ
だが香奈美さんや組長に迷惑をかける訳には
いかない、
霧島「、いや、いi」
杉原「作ってもらいますか、
ちょっと待っててください」
霧島「?!やめろッ バッ 腹空いてねぇからッ
い”ッッ!!」ズキッ
大声を出さなければ良かった、
頭に響く
元はと言えばコイツが
杉原「、、、はぁ、分かりました、
俺が作りますから待っててください」
それなら、、
霧島「はぁ、 わかった、 頼む、、」ドサッ
杉原「随分素直ですね、
霧島さんが素直だと怖いです」
コイツ(ꐦ
はぁ、ダメだ
相手する気力が、、
杉原「じゃあ何かあったら呼んでくださいね 」
霧島「あぁ、、」ウトウト
***
パチッ
霧島「、、寝てたのか、、、」
霧島「クン ?」チラ
粥が置いてある
杉原が置いたのか
霧島「、、、」ムクリ
グランッッ
バタ
霧島「ッッい”ッッたッ」クラクラ
立てなかった
熱が上がったのか?
体が重い
頭痛が酷くなってる
目眩が収まらない
流石にヤバイか、、
霧島「ッッヒュッッ はッッ ? ヒュッゥッッはッッ」
何だ、息が、、
苦しい、視界が狭まる、
霧島「ひゅッッ カッヒュッヒュッぅッッ」
ドクンッ ドクンッ ドクンッ
やばい、、
意識、とぶ、、
プツンッ
***
_さん
_島さん!
誰、だ、
杉原「霧島さん!!」
霧島「ひゅッ はッッ 杉ッッ原ッッ」
ドクンッ ドクンッ ドクンッ
杉原「全くッ! 熱上がってるじゃないですか!」
グイ
杉原「息出来ます?」
霧島「ヒュッ ッッカヒュッッ ゲホッ」
ドクンッドクンッドクンッ
出来ない、
苦、し、
杉原「、、無理そうですね、
俺に合わせて息してください 」
杉原「吸って、吐いて、」
霧島「ヒュッ すッッぅ”ッ はッッ ! ゲホッ!ゴホッ」
杉原「ゆっくりでいいですから
吸って、吐いて、」サスサス
霧島「すぅッ はぁ、 すッッ はッぁ、」
息ができる、
杉原「、、良かった、
早めに見つけられたから最悪には
至らなかったですけど、」
杉原「次から風邪ひいてる間は
何をするにも俺を呼んで下さい
いいですね?」
弟分に言われた、、
霧島「、、分かっ、た、、」
この後
死ぬほど杉原にお世話されて
後日元気になった霧島さんに
杉原は色んな事で怒られた
***
杉原「霧島さーん、
お粥出来ました、」
霧島「スゥ、 スゥ、」
寝てる、?
杉原「、、はぁ、 」
良かった、息してる、
***
初めはものすごく驚いた、
***
杉原「霧島さんもう行ったかな?、、
全く、いつも俺をパシリにして〜!!」
杉原「あの霧島さんが弱ってる姿なんて、想像できな、、い、、」
霧島「ッう”ッッ」
杉原「、、え」
杉原「霧島さん、?」
***
あの時は本当に焦った
独り言が本当になって、
あんな苦しそうな顔、初めて見た、
杉原「、はぁー、、」
杉原「霧島さん、(座)」
杉原「俺、あんなこと言ったけど、
本当は心の底から心配してたんですよ、?」サラ(髪)
霧島「、、すぎ、はら、、、」
杉原「はいッッ?!?!?!」ビクッ
霧島「、悪ぃ、、」スヤスヤ
杉原「ね、寝てる、?
はァァ、、」
、、、にしても、
寝顔は本当に可愛い、、
初めて会った時から思っていた、
白く透き通る肌、
キリッとした目、
チョンとした口元
、、、はぁ、
一目惚れしたなんて言ったら、
ドン引きさせるよな、、
杉原「、、早く元気になってください、」サラ
杉原「、、、大好きです、」チュ(口)
杉原「、はは、キモイな、俺」ガチャ
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