慎二が変な咳をしている方が私にはよっぽど不安だったのだ。
英司の時と同じような大きな悪い予感を確信していた。
「肺ガン…ですか…?」
私は慎二とやってきた病院で言われたセリフに息が詰まった。
慎二は長年の喫煙が祟って肺を、患っていたのだ。
そしてそれは手遅れだった。
私は何か悪いことをしましたか?
なんで私の生きがいを奪うんですか?
楽しいですか?私が苦しむのを見て嬉しいですか?
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