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教室に戻るとやはり、みんなの雰囲気はどん底状態になっていて、この場に私がいることが辛い、なんで、調子に乗っちゃったんだろう、、、、、そんなことだけが頭の中を駆け巡り、私の感情を支配していた
そんなぐちゃぐちゃな感情が私の中を支配している間に今後のことに関する話し合いは行われていた
九条「HRを始めます。さて、どうしますか」
貴島「どうするって、なに…」
九条「もちろん、この文化祭のことです」
貴島「こんな状態でできるわけないじゃん!」
生田「…………。
まず、謝罪はないんですか」
九条「?謝罪、とは?」
生田「当たり前でしょ
あいつのだよ!
………あいつにとってはどうでもいい学校の行事でもあたしらには大切なものなの!なのに!
こんなことで………..」
鵜久森「…それは、分からないと思う」
生田「は?」
鵜久森「瑞奈さんにとってこの文化祭がどうでもいいかは私たちが決めちゃいけないと思う……」
生田「なんであんたにそんなこと
鵜久森「私も怖かったから。
陰でみんなに囁かれて、
自分がどういう人なのか勝手に決められていくのが………
例えこれでニュースになって騒がれて
瑞奈さんのこと知らない人がどう言おうと、
私達はちゃんと瑞奈さんの言葉を聞かなきゃいけないと思う」
西野「あんた、いつの間にかそんなに偉くなったの?半年前まで隅っこでピーピー泣いてたあんたが、よくそんなご意見するようになったね」
東風谷「でも、鵜久森さんの言っていることは正しいと思う。」
阿久津「私も。
今すべきみんなの話を邪魔するなら、
出てってもいいんじゃないかな」
2人がそう言った瞬間も私は何も出来なくて
友達になりにきたって言ってまで
過去を払拭してまで仲良くなりに来た鵜久森さんを助ける声を出せない自分が嫌になる……
それでも、“きっとこの判断は正しいんだ”
そう考えて私は、自分自信を正当化した
そんなことを考えているうちに
イラつきに耐えられなくなった西野さんたちは席から離れ教室を出ようとした
九条「席に着いてもらえますか」
迫田「まじで興味ねぇからこのくだらねぇ話し合い」
九条「みんなで話し合う時間です。席に着いてください」
西野「この流れで戻るわけないでしょ。」
相楽「じゃーねー」
そう言って出ていく琉偉からは、
お前もこの話し合いから抜けろ
そんな圧力を感じた