sha視点
sha「ん………」
いつものような気持ちの良い朝…とは言えない、何かとても嫌な予感がするこの朝
俺は白尾高校に入学してから、先輩方に生徒会にいれられ、その先輩方は3年しかいなかったため卒業してしまい…
それから1年以上、同様な同級生5人と仲良くなって…
いつも、楽しみで気持ちい朝を迎えていた
でも今日だけは違う
すごく、すごく物では無い大切な何かが壊れてしまいそうだ
俺は予感的中することが多い
予感が外れることは滅多にない
つまり…物では無い大切なその何かが、今日壊れるということ
sha「……やだ、」
咄嗟にそう呟いた
そうしたって何も変わらないのに。
br「シャーク〜ん!おはよ!」
sha「Broooock、おはよ」
俺のように先輩方に生徒会に入れられた1人
きっとその5人の中で、1番仲が良いのだと思う。
sha「ねぇ、Broooock」
br「ん?何〜?」
sha「なんでこんな質問するか俺でもわからないけど、いい?」
br「いいよー!なになに?」
sha「Broooockは、何があっても俺を信じてくれるッ、?」
「そして、親友で居てくれる…?」
br「あはは、急に何言ってんの〜!」
「そんなの当たり前じゃん!」
sha「…ふふ、ありがと」
そんな質問したのなんて理由は1つしかない
物では無い大切な何かが壊れる
それは”友情が壊れる”ということだと考え、それを恐れた結果。
今日だけは、今日だけは
この予感は当たらないで欲しい……
nk「お、しゃけ達じゃん」
「おはよ〜」
sha「ん、おはよ」
br「おはよー!」
sm「朝から元気だな」
kr「まぁ俺らは元気だろw」
kn「お前が元気じゃないんじゃね?w」
sha「w」
同じく、先輩方に生徒会に入れられた他4人。
俺はその4人にはなぜか、その質問を投げかけることが出来なかった
先生「お前ら、席につけ」
「このクラスに今日から転校生が来る」
あぁ、きっとこいつに俺らの友情を壊されるのかな
…怖い、嫌だ
そんな願い、叶うはずないのにな……
先生「入ってこい」
mi「はぁい♡」
「初めましてぇ♡香好みうっていいまぁす♡」
「よろしくお願いしますぅ♡」
ぶりっ子…正直無理…
br「ぉぇッ……」(チラ
sha「………」
いやこっち見られてもな…
mi「……」(ギロ
なんか睨まれたし…
先生「お前の席は…萌舞の隣な」
「萌舞、手を上げろ」
mo「はぁい」
mi「萌舞ちゃん、よろしくねぇ♡」
mo「うん、よろしくみうちゃん」
はぁ………
─休み時間
br「シャーク〜ん…」
「あの転校生正直無理なんだけど、」(ボソッ
sha「うん、分かる」
「結構キツい…」
あいつに、全てを壊されるのかな
急に怖いや…
mi「昼休み、屋上来いよ」(ボソッ
sha「………!」(ゾワ
br「……ねぇ、シャークん」
sha「なに、?」
br「それ、僕もついて行っていい?」
「てか、着いてく」
sha「…へ!?」
𝒏𝒆𝒙𝒕↪
コメント
3件
出てきた2人の読み方としては 香好→かす 萌舞→もぶ
行ってらっしゃ〜い😎(((