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翌朝はいつもと変わら無かった。
スマホは,客からのきしょいメッセージ。
ナムギュは着替えて,出勤準備をする。
ナムギュは煙草を消し,店の中に足を運んだ。
店の中に入るとナムギュの知らない奴が出てきた。
【お早うございますっ!!今日はよろしくお願いします!!】
声でか。 礼儀正し。ナムギュはしばらくフリーズしてから答えた。
「誰?新しい子?」
【はい!!アルバイトのデホですっ!!】
「なるほどね。 今日はよろしくお願いしますってことは,俺が指導係?」
【はい!!ミンスさんが言ってました!!】
「俺ミンスから何も聞いてねーぞ。」
【ミンスさんが”今日はショーとかあるからナムギュにやらせといて”って言ってました】
「ショーも初耳… まぁいいやとりあえずほうき持て。」
【何するんですか…?】
「VIPルームの掃除,着いて来い」
俺達はVIPルームの掃除に行った。もちろん俺は掃除機で。
【ナムギュさん終わりました】
「じゃあごみ捨て行ってこい」
俺はデホに命令すると,デホは直ぐにごみ捨てに行った。
【ナムギュさん!下にナムギュさんを呼んでいる人達がいますよ!!】
「とりあえず,カウンターで酒淹れるぞ」
【はい!!】
「多分もう来たな」
【何するんですか?】
「酒のコップ配ってけ」
【はい!】
デホはそういうと,コップを配って行った。
俺がしばらく人混みを見ていると,デホが戻ってきた。
「もうラッパーとか来たか?」
【はい!サノスとかいう人,ナムギュを呼んでます!】
「あーすぐ行く。お前は酒のコップ配ってろ」
【はい!!】
俺はカウンターで小さな袋を持って,人混みの中に消えていった。しばらく探していると,紫頭の男が見つかった。
「アニキー」
俺がそう声を掛けると,男は俺の手首を掴みVIPルームに連れて行かれた。