⚠️BL、悲しい表現有、
ちゃんとハッピーエンドですのでご安心を
shp×ci
わんく
「なぁ、知っとる?いってきますって、いってからまた帰ってくるよって意味なんやで」──
俺はshp。今日はciとカフェに来ている。
ci「楽しみやな!!!」
shp「せやな」
はしゃいでる…可愛い…、
ci「✨!めっちゃお洒落やん!!」
shp「雰囲気ええな」
こんなところあったんや
店員「いらっしゃいませ!」
店員「こちらのお席にどうぞー!」
shp「ありがとうございます」
ci「shp!何にする?」
ci「俺チョコレートパフェ!」
shp「んー、」
ご飯系って無いんかな、
shp「このグラタンめっちゃうまそう…」
ci「これにする?」
shp「それにするわ」
ci「すいませーん!!」
店員「はーい」
店員「ご注文はお決まりでしょうか?」
ci「えーと、このグラタンひとつと、チョコパフェひとつと」
ci「shpはコーヒー飲む?」
shp「カフェオレがいいかな…」
ci「おk!カフェオレふたつで!」
店員「以上でよろしいでしょうか?」
ci「はい!」
店員「では、少々お待ちくださいませー」
ci「楽しみ~」
ci「ワクワク」
shp「…」
は、?え、可愛いんだけど、マジで可愛い写真撮っとこ
shp「カシャ」
ci「!?」
ci「え、なに…?」
shp「いやちょっとciがかわいすぎて」
ci「…//」
照れてる…かわ…
shp「カシャ」
ci「いきなり撮らんといてってば!///」
shp「つい手が無自覚にci撮ってた…」
ci「それはもう重症だぁ…」
仕方ないやろciが可愛すぎるのが悪いわ
shp「しょうがないしょうがない」
ci「しょうがなくないやろ!!!」
ci「ほら…なんかさ…shpと一緒に映りたいし…////」
shp「ん”ん”ッッッ」
は、?え、いや可愛いかよ
shp「でも俺はciの可愛いとこも撮りたい…」
ci「別にいいけど…でも!俺もshp撮るから!」
shp「wええよ?w」
店員「お待たせいたしましたー!」
店員「グラタンひとつと、チョコレートパフェひとつ、カフェオレがおふたつ、」
店員「以上でお間違い無いでしょうか?」
ci「はい!」
店員「ではごゆっくりどうぞ~」
shp「おお~」
ci「!!」
ci×shp「いただきます!」
ci「んん~!!うま!」
shp「めっちゃうまい…」
ここのグラタンが一番うまいかもしれへん…
ci「shp!俺のパフェ一口食べる?」
shp「食べるー」
shp「(一口とろうとする)」
ci「だめ!!」
shp「?」
ci「はい!あーん」
え、可愛い…あーんしたかったんかな…可愛すぎん??
shp「あー、ん」
shp「うま…!」
ci「だよな!これめっちゃうまい!」
shp「俺のも食べる?」
ci「うん!食べる食べる!」
かわ…
shp「あーん」
ci「あー、ん」
ci「✨うまい!!!」
shp「やろ、めっちゃうまいよなこれ」
ci「これレシピないかな…」
shp「似たようなのあるんちゃう??」
ci「今日作る?」
shp「作ってみるか」
ci「んー!美味しかったぁー!」
shp「雰囲気も良かったしな」
ci「また行こ!」
shp「せやな!」
あ、そういえば明日って付き合って五年だ
はやいなぁ…
そうや、ciに内緒でプレゼント買いに行こ
shp「ci?俺ちょっと寄っていきたいとこあるから行って来てもええ?」
ci「えー、俺もついていったらだめ?」
shp「だーめ、家で待ってて?」
ci「分かった…絶対に早く帰ってきてや!!!」
shp「おん、いってきます」
ci「いってらっしゃい!」
さてとー、どうしようかなー、
前に、お揃いのピアスあげたし…帽子も買ったし…
!マフラーにしよ!ちょうど寒い時期やしぴったりよな!
名前はー、縫って貰うか。
shp「すいませーん、」
店員「はーい?」
shp「あの、橙と紫の色のマフラーに、文字って縫ってもらうこと出来ますか?」
店員「出来ますよ!」
shp「じゃあ、橙に”C”紫に”S”って縫って貰えますか?」
店員「分かりました!」
shp「先払いで、明日取りにきます」
店員「分かりました!ありがとうございましたー!」
よっしゃ、あとはバレないようにとりいくだけや
喜んでくれるかな~…
え、?
shp遅いなー…早く帰ってきてっていったのに…
ci「…なんかあったのかな…」
いやいや…shpに限ってそんなこと…
だってshpいってたもん
「いってきますって、いってからまた帰ってくるよって意味なんやで」って
だからか絶対に帰ってくる
プルルルルル
電話だ。
ci「はい?もしもし!」
医者「shpさんのお知り合いで間違い無いでしょうか?」
ci「はい…そうですけど…shpがなんかあったんですか?」
医者「落ち着いて聞いてください。shpさんが交通事故に遭いました。」
ci「…え…?」
嘘だ、嘘だ嘘だ、shpが…?
医者「意識不明の重体です。今治療中ですが、助かる可能性は低いかと思われます。」
ci「そう…ですか…」
ci「…今から病院に向かいます…」
ガチャ
嘘だ、嘘だ嘘だ、嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ
shpが絶対に帰ってくるっていってた
こんなの夢だ…
shpが…?事故に?
ci「ッハァ…ハァ…shp!!」
shp「…」
ci「何で…どうして…ポロポロ」
ci「俺を置いて行かないでよ…ポロポロ」
あの時俺もついていけば、こんなことにはならなかったのかな…
ci「ねぇ…?起きてよ…起きて?ポロポロ」
shp「グラタン作ろう?カフェ行こうよ…?ポロポロ」
どうして…どうしてこんなことになったの…?
ci「ポロポロ」
ci「そういえば…今日って、俺たちが付き合って五年…」
何でそんな日の前日にshpが…
ー1ヶ月後ー
ci「shp…起きて?もう1ヶ月も経っちゃったよ?」
ci「もうそろそろ目を覚まして…」
ci「shp…あれから、俺、ご飯が喉を通らないんだ…」
ci「shpとご飯が食べたいよ…」
ci「ポロポロ」
shp「…ん」
ci「!?shp!!」
shp「ちー、の?」
ci「shp!!起きたぁ!よがっだあああああ!!ポロポロ」
ci…?あれ、ここは…病院…?
ci「shp1ヶ月も寝たまま起きなかったんやぞ!!!ポロポロ」
shp「え、?」
1ヶ月…?
確か俺は、マフラーを頼んだあと、家に帰る途中に…
ci「交通事故に遭って…意識不明の重体だったんだよ!?ポロポロ」
shp「そっか…」
ずっと眠ってたんやもんな、俺
shp「ごめんな、ci」
shp「1ヶ月も寂しい思いさせて、」
ci「いってきますっていったじゃん…ポロポロ」
ci「帰ってくるの遅すぎるよぉ~…ポロポロ」
shp「んはは、wごめんな」
ー退院後 家 ー
shp「なぁ、あの時俺がどこ行ってたか知っとる?」
ci「知らない…」
shp「(ガサゴソ)」
shp「!これ、」
ci「マフラー…?」
shp「うん、五年記念で渡したかったんやけど、」
shp「遅くなってしもたな、w」
ci「ありがとう…」
ci「あ、これ俺のイニシャル…?」
shp「そうそう、縫ってもらったんやで」
ci「オソロだ!」
shp「んふ、w喜んでもらえて良かったわ」
shp「なあci?」
ci「ん?」
shp「これからも、迷惑かけるかもしれないし、寂しい思いをさせてしまうかもしれへん」
ci「!」
shp「でも、それを忘れられるほど幸せにする」
shp「ci、俺と結婚してくれませんか」
ci「は…い…ポロポロ喜んで…!ポロポロ」
shp「!ギュ」
shp「やった…嬉しい…」
ci「俺も嬉しい…ポロポロ」
shp「なぁなぁ…」
ci「ん…?ポロポロ」
チュ
ci「!?////」
shp「改めて、ただいま」
ci「…おかえりっ!」
終わり
コメント
2件
んふふ…面白かったです♬.*゚