死にたい俺と死ねない体
このお話は「呼人は旅をする」という小説の世界線を元に、作らせていただいてます。
簡単に「呼人は旅をする」のあらすじ
↓
ある世界には”呼人”という一部の人間が存在していて、呼人は何かを寄せてしまう。
それは、物理的なものや、抽象的…心理的なものまで様々。
例えば、自分の元に鹿が集まってきたり、自分の周囲に花が咲いたり、雨が降ったり…周りの人の感情や追憶が集まってきたり。
鹿を呼ぶ呼人だとしたら、その呼人がその場所に留まったままだと全国から鹿が集まってきてしまう。
だから、国が出す補助金で全国を転々と旅をする。
そんな話です。
すみません。語彙力皆無で。
このお話の主人公は📢さんになっております!
なんで🌸さん推しなのに主人公が違うのかって?(聞いてない)
そんなの私だってわかんねぇよ。(
📢🌸推しだったのに📢🍍推しになってきているこの頃。でもやっぱ📢🌸も好き(?)
長話ですみません。
では本編やっていきまっしょ、
ー【Prologue】ー
それは、ある世界のお話。
呼人は、なにかを寄せてしまう。
わるいものを呼びよせるんでしょ?
すごい力を持ってるんでしょ?
本当は、どっちでもない。
ただ、そこにいるだけ。
Page.0【才能を呼ぶ呼人】-
「…」
クスクス…
ザワザワ…
「調子乗りやがってよ…」
「ッ…」
此奴等はそう言って俺に鉛筆やら消しゴムやらを投げつける。
今日も虐められる。
虐められてる。
「なんでもできるからって偉そうにすんな。」
「腹立つ。」
「うっざい。まじで死んでくれ。無理。笑」
なんでそこまで言われなくちゃいけねぇんだ。
俺は何もしてない。
俺がこの人生を歩むなんて選択は全くしてねぇんだけど。
そっちこそ死んでくれ。
“才能”なんかいらない。
その才能のせいで俺は嫌われんだ。
それに、この子能達は俺が手に入れたものなんかじゃない。
勝手に集まってきただけ。
いらない。
自分で決めた才能が欲しい。
自分で人生を決めたいのに。
“才能を呼ぶ呼人”になんかなりたくなかった…ッ。
「ぃ”ッ…」
急に右手に激痛が走る。
日を向ければ手の甲には痛々しく画鋲が刺きっていた。
血が滲み出てくる。
此奴か。
「これで字も書けないな?笑」
「あ、俺もやろ~笑」 ( 画鋲を刺す
「惨めすぎ笑」
「写真撮っちゃお笑…え、あげていい?」
「投稿?いいんじゃね?笑」
「可哀そ笑」
痛い…。
こんなの日常茶飯事で、痛いのだって、慣れてたはずなのに。
今日は無性に苦しいな。
…死にたいや
「…」 ( 立
「おい、どこ行くんだよッ」
「逃げてんじゃねぇよ笑」
「弱〜笑」
「ッはぁ…っ、は、ッ」
此処から飛び降りれば。
俺は解放されるんだよ。
なんで早くこうしなかったんだろ。
最初からこうすれば良かったのに。
「…なぁ、なんかヤバくね?」
「何してんだよ。」
「こんな人生なんか…ッ」
「辞めてやる…ッ」
「お望み通り死んでやるよッ!!」 ( ポロポロ
俺は勢い良く飛んで、ベランダの柵を超え宙へと舞った。
日差しが照る今日。
いい気分だ。
今日で全て終わる。
嫌な記憶も、痛い思いも、孤独な環境も、この身勝手な体も。
最高じゃんか。笑
さよーなら。
って思ったのに。
「いるま…あぁ…良かった、目を覚ましたのね。」
見れば病院らしき建物の天井。
「…ッは…?」
「死ねるって…思ったのに…?」
「なんで…」 ( ポロポロ
「嫌ッ…嫌、嫌だッ…嫌だ嫌だッ」 ( ポロポロ
まだ、才能に囚われる。
阿保らし…笑
体が強くなるって
死ななくなる才能ってなんだよ…。






