テラーノベル
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担任「あっちが煽ってきたからですよ⁉︎」
校長「叩いていい理由にはなりません!」
口論をしている担任と校長
その様子を赤は見ていた
赤の腕の中で眠っている彼
彼の呼吸は安定してた
赤「うるさいねぇ〜」
彼の頭を優しく撫でながら小声で喋る
その言葉は誰にも届かない
赤の独り言
赤は彼の顔を見て目を細める
赤「起きたら薬飲もうねぇ」
赤はカバンの鞄から紙を取り出した
『1日3回 朝・昼・晩』
赤はカバンの中の薬を見る
赤「大きい薬だよねぇ、飲みにくそう」
親指の第1関節までありそうな大きな薬
きちんと医者が処方した薬
赤「疑ってはないけどさ、」
彼の頭に赤は軽く顎を乗せる
彼のふわふわな髪が少し沈む
赤「なんの薬かわかんないし、」
医者から貰ったのは彼
彼が貰ったのだから安心だが、
赤の不安は消えない
赤「黄ちゃーん?」
赤は呟いただけのつもりだった
黄「んぅ、」
彼はゆっくり目を開ける
赤は慌てて彼の髪から顎を退け、
赤「ごめん、起こしちゃった?」
赤は独り言のせいだと思った
しかし、
黄「赤じゃなくてあっちの声が聞こえました」
眠たそうに目をこすりながら、
反対の手で指をさす
そこには、
ヒートアップした担任と校長がいた
赤は気づかなかったのか
赤「うるさっ」
少し睨みつける
そんな赤にお構いなしに口論をする
黄「あ、薬飲まなきゃですね」
赤の持っている紙と開いているカバンを見て
彼はカバンから薬を取り出す
赤「水、必要じゃない?」
赤のその言葉に彼は手を止める
赤は不思議そうに彼を見る
黄「そうでしたっけ、、、?」
彼の言葉に赤は目を見開く
赤「今まで薬飲んできたよね、、、?」
赤の言葉に彼は頷く
黄「本に書いてありましたから」
彼は誤魔化すように笑う
赤は彼の額にデコピンをして
赤「笑い事じゃない」
彼は額に手を当てて、数回瞬きをする
黄「ふふっ、」
彼は笑う
赤は困った顔をして、
赤「んもぉ〜、黄ちゃんったら、、、」
それでも赤は笑顔だった
校長室で座り込んで笑い合う2人
彼は額から口元を覆って笑っている
赤は腰に手を当てて、呆れながらも笑っている
口論をしている担任と校長をよそに、
2人は笑い続けた
ーーーーーA different world
コメント
1件
うわっ、この回すごく良かったです……。校長室で担任と校長がガチギレしてる横で、赤が黄ちゃんを起こさないように小声で独り言してるシーン、もう心臓掴まれました。赤ちゃんの不安と保護欲がにじみ出てて。でも黄ちゃんが「本に書いてありましたから」って笑ってごまかすところ、あれ絶対何かあるやつですよね。あの薬の大きさも気になるし……。デコピンからの「んもぉ〜」で二人で笑い合う空気感、めちゃくちゃ好きです。喧騒の中でだけ二人だけが違う時間を生きてるみたいで。
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#ご本人様には関係ありません
なちゅ ♡
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