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文スト太宰治 様の夢小説


⚠自己満夢小説

⚠暗め不穏

⚠黒の時代(太18歳)軸

⚠アンハッピー

⚠終始太宰さんside

⚠初ノベル(主はノベルが苦手です)

それでも良い方だけお進み下さい🍎






一目惚れだった。雪のように白い肌 、

黒炭のように黒い髪、

極めつけはよく熟れた林檎のように赤い唇。


御伽噺のプリンセスの様に可憐な少女。

然して隣で笑うは大嫌いな彼奴。


毎日の様に会いに行った。

ビル中を探し回って、まるで偶然会ったかの様に装って。


すると彼女はパッと花が咲いた様に明るく笑って、 鈴を転がしたような可愛らしい声で私の名を呼ぶ。


話すうちに此の気持ちはどんどん大きくなる。


其れは私にしては純粋で、心地好くて、或る意味年相応の感情。


君と手を繋ぎたい、口吻キスしたい、触れ合いたい。

十八の少年相応の、青い感情。


其れが真っ赤に染まる時がくるとは。


君の彼奴を見る目が変わったのは、

私が此の気持ちに自覚を持って数ヶ月経った頃。


君は彼奴に頭を撫でられると頬を染めた。

彼奴と話す時は楽しそうに目を細めて笑った。

君は、彼奴に特別な感情を抱いている。


私と同じ感情。

同じだった感情。


或る日、私は君に林檎を食べさせた。

君の唇のように真っ赤に熟れた林檎。


一口齧ると君は忽ち咳き込み、後にパタリと倒れた。

私は君の軽い体を抱き上げて家に連れ帰った。


「太宰さん?此処は何処…?」

目が覚めた君は不安げに私を見上げて問うた。


是迄の経緯、私の気持ちを説明すれば、

君は顔を青くして外に出すよう懇願してきた。


何故だ?私は君をこんなにも愛しているのに


「泣かないで、今林檎を剥いてあげるからね」

「お願い此処から出して…中也さんに会わせて…」


嗚呼、泣くなよ。また彼奴かい?

君の眼中には彼奴しか映っていない。

そう判った瞬間はらわたが煮えくり返りそうになった。


私は林檎を剥いていた畳刀ナイフ

君の細い首に突き付けて言った。


「ずっと一緒だよ、愛する白雪姫」


熟れた林檎のように真っ赤な液体が、私の手を濡らした。




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コメント

12

ユーザー

ふぇ?ふぉあぁあ!!!! ⬆何かの感情を放出する声 ノベル上手すぎません? 語彙力ありすぎだし、林檎を めちゃくちゃ魅力的に解釈してて まじでスゴすぎる! 文を読むだけで、太宰さんの 居た堪れない恋の気持ちが、 滲み出していて、✨ 最高でした!!!!!

ユーザー

ノベルも天才だったのか!!!! ルビついてるやばいすごい 私はやっぱりてまちゃんの書く小説好きだなあ🤦🏻‍♀️💖 てまちゃんがたくさんのお話を書いてくれるからそれで養分を得て生きてるよ……(?)

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