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今日は久しぶりの休み。ということで
「着いたー!」
元気なのばらちゃんと
「おお!」
ゆうじくん、
「…」
恵と
「ふふん、グッドルッキングガイ五条悟先生によればチョチョイのチョイよ」
と、瞬速で移動できたことを自慢してる悟にいと
ショッピングモールに来ています!
「るじゅ!何買う!?何買う!?」
「…何買おうね」
むむーと考える。
「あぁ!あれるじゅに似合いそう!」
のばらちゃんが指した方を見ればヒラヒラとしたピンクのワンピースだった。
「確かにー!」
「着てみるか?」
2人もなんだか乗り気だし、何より
「いーねぇー!悟にいが買っちゃうよ〜?」
といちばん楽しそうにしている悟にい。
「かっ!…可愛すぎ…るよ、似合わない…って」
「何言ってんの!来てみなさい!」
ズルズルと連れていかれて、試着室に入る。
「るじゅー?着れたー?」
「…き、着れた…よ?」
「開けるわよー!」
「あっ、待っ…」
そんな言葉は届かず、ジャッと一気に開けられる。
「…っ」
「( °꒫° )」
「…///」
「わあお…」
みんなが喋らないので、似合わなかったんだと覚る。
「///૮(⸝⸝o̴̶̷᷄ o̴̶̷̥᷅⸝⸝)ა」
「似合いすぎるわよ…こんなに可愛くなるなんてっ!」
え?びっくりしてぽかんとしてしまう。
「か、わいい?」
コテっと首を傾げて聞くと
「「「「( ´ཫ` )」」」」
みんな胸を押えてしゃがんでしまう。悟にいに関しては鼻血まで出している。
結局そのワンピースは悟にいが買ってくれたし。
なんなら私のファッションショーが始まったし。
今日一日で4人で持っても持ちきれなくなりそうなくらいの量の服を買った。
しかもほとんど私の。少し申し訳ないなと思いながらも嬉しい気持ちの方が勝ってしまう。
「…ねえ、」
みんなが私の方を向く。
「お揃いの…もの、買わない…ですか?」
なにそれと言われて、
「めっちゃいいじゃないっ!」
と賛同の声が聞こえた。
「.*・゚(*º∀º*).゚・*.」
皆で買ったのはお揃いのオーバーオールにした。
ゆうじくんは赤で、恵は紺色、のばらちゃんは白色で私は黒色。
ちなみに全部悟にいの奢り。
ルンルン気分でうちに帰って、クローゼットに閉まっていく。
「一気にパンパンになったな…」
クローゼットの中を見回してニコニコしてしまう。
「みんなとの思い出だ。」
そう思うと嬉しくて。今日はいっぱい写真も撮ったし、残るものっていいな。
その日買ってもらったぬいぐるみを抱いて眠りについた。
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