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貴方の優しさに触れてもう一度
「ごめｯなさｯ」
ある日突然俺の幼馴染が姿を消した____
家にいる時ニュースで流れてきた
「○○市で交通事故が___」
「容疑者は」
霜月 亮太
「霜月容疑者は、ブレーキを踏んだと思った」
「誤ってアクセルを踏んでしまい、女子大学生、1人を轢いてしまったようです」
「霜月容疑者は自分の娘、霜月涼香さんを轢いてしまったもよう」
「は？」
俺は理解ができなかった
何故かって？それは
幼馴染のお父さんと姉さんだったからだ
そのニュースから学校では幼馴染の事で噂が広がった
「あいつのお父さん犯罪者らしいよw」
「え、こわーいw」
「お姉さん亡くなっちゃったんですって？」
「可哀想〜」
馬鹿馬鹿しい
俺はそう思う
俺の幼馴染が何かしたわけでもない、全部幼馴染の方へ罪が被さるのか？
そう思いながら俺は教室へ入った
あの事件から随分経ったが…あいつはいるのか？
いた、がとても辛そうな顔をしている あいつの周りには誰もいない
「大丈夫か？霊」
霊＝幼馴染
「…ｺｸ」
霊は小さく頷いた、正直近くにいてやりたいが…今こいつは1人の方がいいのかもしれない
次の日から霊は
姿を見せなくなった
