現在時刻午前3:26
属にいう、丑三つ時ってやつだ
基本的に自分は寝る時間が遅い方でいつもだいたいこの時間帯に就寝する
しかし、今日はやけに寝れなかった
たまたまだろうと思い再びスマホを起動する
数分すると気づくか気づかないか程度の違和感がした
何かに監視されている気がする
その時ふと知人の話を思い出した
『知ってるか?本当の怪異は広められないんだぜ』
知人が言うには
本当の怪異は知った人全員が死ぬから広められることがないらしい
知らんけど
嫌な予感がしたためもう一度注意深く
見渡した
何かいた
スッッッゴイ黒い何かがこっちを見つめている
全身真っ黒で顔は目以外見当たらない
しかし特に危害を加えてくる気配はない
(たぶん)
数分したが何もしてこないため逆に心配になりはじめた
何もしてこないということは近づいても大丈夫だろうか
(ちょっとなら大丈夫だろ…知らんけど)
少し触れてみた
その瞬間目の前が真っ黒になった
正確に言うと意識はあるが気を失っている感じだ
自分で言っといてだが自分でも意味わからん
しかし視界は瞬時に切り替わり
気づけばもといた場所とはとても似ているとは言えない場所にいた
ぱっと見昔のレトロ感のある街のような所にいた
当然見覚えは無い
とりあえず探索してみることにする