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すごすぎますッ、!!⟡.·*. 記憶障害とかわかりやすすぎて、思い出したな~とかうわ、忘れてんだッ、、とか思いながら見るの楽しすぎましたッ! 桃ちゃんが片想いしてたのもまた最高すぎるッ、!、 桃ちゃんと水くんが結ばれてもいいかも、、!
片思いで終わっちゃう桃サン、、、🥺♡ 記憶障害とか感情がないとか難しいはずやのにここまでわかりやすいって天才すぎる🥹🥹💫 2人とも狙ってたってモテモテ水クン🤙🏻💖
すごっ…読み切り作るのうますぎん!?天才やわ…
復活一発目の投稿が桃赤♀ではなく青水♀です、、笑((
でも!青水♀大人気だったということで、読み切り描きました!👊🏻
では、どうぞ!
皆感情というものがある
当たり前のように笑って当たり前のように泣いてる
でも、僕には感情がない
何を言われても何も感じないし笑い方も泣き方もわからない
水♀「………」
水♀「っ、………」
何をされても何も感じない。ただ真っ暗な道を歩いている
例え殴られたとしても、
M「お前キモいんだよ。」
M「私変わってるアピールウザいからww」
M「…………っ、…」
みんな僕のことなんて置いてけぼり
「助けたい」なんて口だけ
別に助けなんて求めてないけどね。
でもそれはある日変わった
感情が芽生えたわけでもない、だが世界は180度変わった
M「えー転校生を紹介する。」
M「入ってきてくれ。」
ガラガラッ…
桃「内藤ないこですっ!」
桃「ないこって呼んでね♪」
転校生が来た
その転校生が僕の人生を変えた
桃「……ほとけさーん?」
水♀「……あ、はい…?」
家に行っても学校に行っても「お前」呼ばわり名前をしっかり呼んでくれたのはいつが最後だろうか
だからこそないこくんに名前を呼んでもらえたとき、なにか心のなかが温まった
水♀「………これが感情…?」
桃「…?どうしたのー??」
水♀「あ、いや…なんでもないよ…!」
この人と一緒に居たらなにかが変わるかもしれない
そう考え、近づいてみることにしてみた
桃「なんて呼べばいい?」
水♀「なんでも…いいよ、」
桃「じゃー…いむ!」
水♀「いむ………」
懐かしい
僕にも前まで友達は居た
そのお友達の呼んでた名前も
「いむくんっ!!」
水♀「………はぁ。」
桃「俺のことはなんて呼んでくれるの?♪」
水♀「んー……ないちゃん、とかどう…?」
桃「ないちゃん!めっちゃいいじゃん!」
グイグイ来る彼を見るとやはり前の友達を思い出す
気が狂いそうになるほど頭が締め付けられるのは何故だろうか
あれから数日、数ヶ月と時が経った
ないちゃんとであってから悲しいこと、怒りは覚えた
水♀「…ね、僕ずっと怒ってる変なヤツになってないよね?」
桃「しょうがないのよ~…」
桃「いむは十分頑張ってるし♪」
ないちゃんにはもう事情を話していた
そうしたら優しく受け止めてくれた
本当にどこまで優しいのだろう、僕なんかと仲良くしても損しかないのに
いつも通りの日常を過ごしてたその時だった
0.1秒のすれ違いで僕は全てを頂いた
水♀「………ぁ…え…?」
そのすれ違った人はとても顔が整っていて、高身長
という見た目は完璧人間な人だった
綺麗な青色の髪はツヤを効かせていた
その瞬間顔がポポポと赤く染まるのも感じ取れた
それと同時に胸がドキドキしていた
桃「……ほーん?」
桃「っていうか、感情覚え始めてるんじゃないッ?!✨️」
水♀「うぅ……だよねぇ……」
桃「今話してるの楽しい??」
水♀「……確かに心が踊ってるかも…♪」
桃「もうッッ…!!💕💕」
水♀「な、なに……??(困惑)」
そんな風に話していた時、
教室内が黄色い歓声で溢れかえった
水♀「……な、なんだよ……」
桃「………猫宮っしょ…」
水♀「ネコ…ミヤ…?」
マズイ、クラスメイトのことを覚えられてない酷いヤツになってる
っていうか本当にうるさい、耳がキーンとする
桃「女子から人気のクールのヤツ、」
桃「俺アイツ苦手ー!!」
そんな大きい声で言っていいものなのだろうか…
水♀「………っ、!」
その猫宮という人に目をやると驚きだった
まさに、あの時すれ違った青髪、
青「………」
彼も感情ないみたいにボーとどこかを見ている
でもどこか僕とは違うのを感じる
水♀「………あの人が猫宮さん…?」
桃「そーそー…まっ、俺達は関わらないほうが得…」
桃「……いむさん…???」
気づいたら足が動いていた
そして気づかず声をかけていた
青「……おん?」
水♀「ぁ……」
何も考えなしで声かけたもんだからもちろん動揺
相手も困惑している
青「……移動、する?」
水♀「あ、…はぃ…」
嗚呼、ほらまた周りからどうのこうの言われてる
そのうちの目線の1つにないちゃんが居るのもやっぱり嫌だな
青「んで、何?」
水♀「……いや、どこかですれ違ったような気がして……」
青「………」
青「知らん。」
そう言われた時、胸がちくりと痛み目がジーンとしてくる
冷たくされたらこんなに悲しいものなのか、って。
水♀「……そう、ですよね…」
青「でも、……」
青「お前に見覚えはある。」
青「とだけは言っとく。」
心が踊るのがわかった
こんなにも簡単に感情が動かされる自分は我ながらすごくチョロいと思う
水♀「……」
青「お前…稲荷…だっけ?」
水♀「ぇ…あ、そうですけど……」
青「やっぱり、」
青「本当に覚えてないのか??」
そう問い詰められる
が、本当に記憶にない
目の前の人と出会ったのはこの前、すれ違ったときのみだ
青「……はぁ、…」
青「ん、」
チャリンッ…♪
彼の手の中に出てきたのは見覚えのある綺麗なアクセサリーだった
_桃side_
マズイ、非常にマズイ
いむが猫宮のとこに行った
桃「……やっぱり俺は一歩足らずなんだよな~…w」
元々俺と、いむ……いや、アイツラは関係を持っていた
が、いむは昔から軽度の記憶障害を持っていた。だから大丈夫だろうって、また再開した時に話しかけた
案の定忘れられていた
桃「チャンスって思ってたのに………」
桃「結局俺は2番目なのかよッ…」
時は解決してくれない、全て神が解決する世の中
結局神は俺のこと味方してくれない
こんな世界なんて大嫌い
_水♀side_
水♀「…ぁッ、」
そのキーホルダーは僕も持っている同じ柄だった
僕の持っているのは青く海みたいに深い色
青「…そういえば、そうやったな。」
青「お前、思い出せ。あほとけ」
初対面、さっきまでそっけない態度を取られたのに次は、「あほとけ」
本当に失礼な人なのだろうな。
そんな態度に感情の制御が効かなくなってつい言葉が出てしまった。
水♀「はぁ…?💢」
水♀「僕が忘れてるのはたしかに悪いかもですけど…」
水♀「あほとけってなんなんですか??💢」
これが怒りなんだろう
でも、本当に嫌いな怒りではないっていうのは本能的に察せた
青「…キレたいのこっち、」
青「散々アピールしてきたくせに」
青「ちゃんと責任取れ、あほとけ」
淡々と言葉を出していく
どれも全部身に覚えのないことばかりでずっと困惑していたところ、
彼に押し付けられた
その彼の目に浮かび上がっていたのは涙だった
青「…ッ、こんなに情けないからほとけも離れていくんやろうな…っ”泣」
青「なぁッ…………泣
青「…ッ、、ホンマにッッ…泣」
バサッ……
気づいたら彼を強く抱きしめていた
そんな僕の目には小さな雫が流れていた
_桃side_
ガラガラッ…
桃「…!」
帰ってきた、いむと猫宮が
しかもお互い目はぷっくり腫れ上がってるが、笑顔
きっと、結ばれたのだろう
その2人の表情はとても眩しく
今、この世界の中で一番輝いてるのだろう
end