テラーノベル
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目を開けると、何故かみんなの驚愕の表情が…。
……え?……なんだ?
次いで起こる、爆笑。
え…?なんなんだよ、一体!
そして俺は、自分の体の異変に気がついた。
ふよふよとした浮遊感。
何故か自分の手足を見ようとしても見えない。
ジタバタしてみたら、しっぽみたいなものが目に入った。
これは、まさか…。
「か・わ・い・い~~!!」
マーリンにぎゅうっと抱き締められる。
いやぁ、役得……じゃない!
「ゼロ!鏡!鏡を出してくれ!!」
ジタバタ暴れながら、俺はゼロに必死で頼む。もうなんか予想はついたが、俺は現実を知るべきだ!
「ああん、もう、暴れないの!」
ジタバタしたところで、マーリンの腕から逃げられるどころか、むしろガッチリとホールドされてしまった。
「マーリン!言っとくが俺はハクだからな!?早くも子供扱いは止せ!」
ルリもブラウも爆笑だ。
ちくしょう…!床を叩いて笑ってやがる!
ユキはユキで、「かわいー!かわいー!」と、俺の頭をナデナデする始末だ。
「ゼロ!早く鏡ーーー…」
目の前に召喚された姿見には、マーリンの全身が映っている。
腕の中に抱き込まれているのは、プチドラゴンサイズの、真っ白で可愛い、赤ちゃん龍……。
短い手足。ぴょこぴょこ動かしても、耳も掻けない。届かないからだ。
頭には小さな2つの角。背中には翼。しっぽは意外と長くて、体と同じくらいの長さはある。
「最悪だ…」
がっくりと項垂れる。
心なしか声も高くなってるし…。
確かに「龍幼体」って書いてあった。
でも、だからって…!
そこに、けたたましいアラームが鳴り響いた。
「ただいま~。メシ、出来てっかぁ?」
最悪な時に、最悪なヤツが登場しやがった…!絶対に大爆笑されるに違いない…。
もはや何も言う気がしなくて、俺は黙って項垂れた。
「あれ?そいつは…?」
カエンの視線を痛い程感じる。しかも誰も事情を説明してくれない。笑いを堪えてるあたり、絶対に面白がってやがる!
マジマジと俺を見たあと、カエンはニヤリと笑った。
「ああ、ハクか。クラスチェンジ出来たんだなぁ。良かったじゃねぇか」
……あれ?
「いきなりチビ龍になるから、ビックリするよなぁ。俺様も龍幼体になった時は、軽く落ち込んで引きこもったからなぁ」
そうか!カエンもクラスチェンジで火龍まで進化した、龍幼体経験者なんだった!
良かった…!
「あ!ブレス!ブレス吐いてみな!俺様は飛べたのとブレス吐けたのが、一番嬉しかったぜぇ?」
コメント
1件
第151話、読み終わりました〜!いやもう、ハクがプチドラゴン化してる!(笑)マーリンにぎゅうぎゅう抱きしめられてジタバタする姿とか、ルリとブラウが床叩いて笑ってるのとか、想像しただけで可愛すぎてにやけました。そしてカエンが「良かったじゃねぇか」って言ったところで一気に温かい空気になったのが好きです。ブレス吐けるのかな?次が気になる〜!🦎✨
右左一奥
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