🟡 。
ある日の夜 。
彼は僕の家に泊まりに来ていた 。
赤い髪で緑の瞳 。 いつも思う 。
美しいって 。
何でモテないのかな ?
彼はモテたがっているけど , モテなくていいのに …
僕だけにずっとモテてればいいでしょ ?
そんな事言えないなぁ … 。
🛑 。
ある日の夜 。
俺は親友の家に泊まりに来ていた 。
女みたいに長く手入れされている髪 。
それに深い青をしている瞳 。
その瞳に俺は吸い寄せられるぜ … 。
いつの間にか見つめていて 。
『 ん ? 豪恩寺 , どうかした ? 』
そんな風に見つめられる 。
『 ん … あぁ いや , なんでもないぜ 』
『 そっか … 何かあったら言ってね 。 』
心配そうな目で俺を見る 。
その瞳を俺の物だけにしたい 。
その綺麗な髪を触りたい 。
🟡 。
何故か彼が見つめてくる 。
何か顔に付いているとか ? あったら 恥ずかしい …
ずっと無言の時間が続いている 。
ちょっと気まづい 。
『 豪恩寺 … あのさ , 何かやりたい事とか無い , ? 』
『 … ルイとキスしたい 。 … !! じゃなくて!!! 』
『 … え , キス , ? 魚の … ? 』
彼が僕とキスしたいって … ??
いや … そんな事 … いつもの冗談だよねきっと … !
僕とキスしたいなんて … 。
『 え ッ … キス ってさ … 』
『 おい掘り返すな !! 思い出さないで くれぇ … 』
背いているけど ,赤くなった耳が見える 。
『 … ふふ , 可愛いね 。 』
『 え … ? ルイ ? 壊れた ? 』
『 っ いや これは違くて !! 』
まずい … 心の声が出ちゃった … !!
うぅ … 恥ずかしいよ …
🛑 。
かわっ … かわいいっていわれた … 。
今の俺の顔で沸騰できるかもしれないな 。
そのくらい熱い ッ … 。
ルイも俺も赤面しながら無言で座っている 。
『 なぁ , ルイ … 俺 。 本当に好きなんだけど … 』
『 … 一応聞くけど 。 何が ? 』
『 ッ … ルイ … です … 。 』
『 僕も … 好きだよ … ? 』
勇気出して良かった 。
告白って勇気要るよな 。
両想いで嬉しい 。
その想いが急に来て受け止められない 。
『 ちょ … 豪恩寺 … ? フリーズしてる … ? 』
『 なぁ … ルイ … 熱中症をゆっくり言ってみてくれよ 。 』
🟡 。
ふふ … 直接言えばいいのに 。
『 ねぇ , ちゅー 。 しよ ? 』
えへへ 。 上目遣いしちゃった 。
まーたフリーズしてるし 。
もー … 僕からキスしちゃおうかな … 。
そんな事思ってたら 。
ちゅ って キス音が響いた 。
僕のファーストキス 。
豪恩寺に奪われちゃったね 。
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