キモチ

頭の中に君が住み着いてさ

いや僕が勝手に思ってるだけか

ほら、だって

君の中に僕はいないでしょう？

伝えられたら楽だろか

一人悩むより楽だろか

でも拒絶は怖くて

ムリだって突きつけられたくなくて

わかってても

「まだわかんないじゃん」って思いたくて

あーなんだろ

バカみたい

諦められない、忘れられない

だから今はまだバカでいたいよ

目と目が合わないかなってくらい思わせて

君は僕のこと考えたりする？

いや君にとっちゃただの風景か

ほら、だって

君の世界は色とりどりでしょう？

打ち明けてしまえば楽だろか

傷ついてしまえば楽だろか

でも笑顔が欲しくて

そのほほえみ失いたくなくて

わかってても

「じゃあまた明日ね」って手を振りたくて

あーなんだろ

バカみたい

帰ってく君、僕のため息

だから今は少し勇気ほしいよ

名前呼んで「サヨナラ」ってくらい言いたい

出会うのがも少し早ければ

もっと分かり合えたのかな

そんな風に思ううちに

会えなくなる日は近づいて

わかってるから

「アナタノシアワセ」願いたくて

あーそれが

何なのか

知りもしないし、考えたくもない

だからもう二度と会いたくないよ

ウソばっか

わかってたまるか

「まだわかんないじゃん」って思いたくて

あーなんだろ

バカみたい

君の中に僕はいないのに

結局最後までバカでごめんね

上ずった声でも「サヨナラ」くらい言わせて