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2024.6.24
今日もいつも通りつまらない日々だ。そんなつまらない人生にある「事件」が起きた。
いつも通り学校が終わり、駅でAちゃんと待ち合わせていた。Aちゃんはもう着いていた。
「あれ?早いね。」と言い「バスで来たからねー」と、くだらない会話をしていた。勿論彼女はいい子だし、何より面白い。
私はその子のことを凄く気に入っていた。凄く凄く…
そしたら数十分後に iちゃんが来た。その子は推しに対して熱い思いを持っているいわゆる「熱血ファン」である。
その子とは小学校の頃からの友達。勿論気に入っていた。
3人になった所で更に会話が弾んだ。笑って笑って、なんだかんだこの時間が1番「幸せ」だった。
数分後、親友のKちゃんが来た。Kちゃんは約7年の付き合いで面白いが自己中である、「今でも」友達になったことを後悔している。そこで、4人になった。
そこで、iちゃんが「絵描いてるから3人で話してて!」と言い、私たちは3人で話し始めた。私、Aちゃん、Kちゃんの3人で話すのはこれで2回目である。そこでAちゃんはKちゃんの恐ろしさを知らない。
2人はまぁまぁ仲が良くて、自分もいつも通り話に入ろうとした瞬間、 Aちゃんが「私トイレ行ってくるわーw」といいKちゃんも「私もー」と言って、私は宙に浮いた気分。私は小学生の時から周りに人がいて、人間関係を築くのは上手い方だった。
Kちゃんは人見知りで友達を作るのは苦手そうだった。でもコミュ力は少しある。そんなKちゃんは私を「都合のいい女」と捉えたのか、そのコミュ力を使い私の友達を奪っていった。その記憶が蘇った。私は怖かった、「また取られるんじゃないか。」と
そんなことを考えていたら、Aちゃんは私を会話の輪に入れてくれた。私はホっとした。
なんとなく、Kちゃんをちらっと見てみたらKちゃんの顔は怖かった。まるで獲物を狙っているかのように睨みつけてきた。
私は一旦無視して、3人で話していた。その頃は確か17時頃だったと思う。ここで事件は起きた。
私は喉が渇いてトロピカルマンゴーサイダーを口にした。そのまま飲んでいたらKちゃんがペットボトルの底の方を掴み思いっきり上にあげた。私はその時気を抜いていて飲み口が口から外れた、
その瞬間、制服に勢いよくかかった。私の脳内はもちろん真っ白。とりあえず濡れた服を脱いで駅のトイレに走った。
私は許せなかった。どこまで私を追い詰めたら気が済むのか、と制服を洗いながら考えていた。「許せない許せない許せない許せない。なんで、なんでこうなるの」そんなことを考えていたら外から笑い声が聞こえた。そうAちゃんとKちゃんの笑い声。
でも、数分したらAちゃんが心配してくれた。「大丈夫かな?」と、その時は嬉しかった。
でもKちゃんは、ずっっとヘラヘラ笑っていた。流石にイラついた、私の中の何かが切れた。洗い終わったと同時に2人を置いて荷物を持ち、「じゃ、私帰るね。」と一言捨ててバス停に向かった。2人は不安そうに私のことを見つめていた。
正直その時の気持ちがイマイチわからない。イライラする。でもKちゃんの顔を思い出すと声を出したくなるくらい面白い。そんな訳の分からない気持ちを抱えながらバスを待っていた。
そしたらKちゃんはどうやら私の跡を付けてきていたようで、「(私)ちゃん!」と呼ばれた。振り返って「なぁに?」と優しく返した。私は「謝るんかな?」と思いながら相手が言葉を発するのを待つ。そしたら「大丈夫?wwwなんかめっちゃ甘い匂いするやんwww」と返ってきた。
正直呆れた。誰のせいだと思ってるんだ?お前のせいで制服が臭くなったんだぞ?毎回毎回金魚のフンみたいに着いてきて、私の食べ終わった残飯を必死に食べている乞食のようにも見えた。怒りを抑えて「ほんとそれー!匂い臭くねーw 」と返した。
私はきっと優しい人なんだろう。ここまでして怒られないとおもっているKちゃんもKちゃんだが、、
その後バスに乗り、家に着いて事情を話した。そしたら家族は慰めてくれた。私の家庭は母が居ない。1年前に離婚している。
なんだかんだ毎回1番慰めてくれるのはお母さんだった。でももう居ない。なんだか心がすっからかんで寂しいとか思いながら
その日に制服はクリーニングに出して、一旦自室に行って座り込んだ。そして次の瞬間耐えれず泣いてしまった。辛くて辛くてたまらなかった。どうにも出来なかった。「なんでだ。私の立ち回りは完璧だったはず、私の何がいけなかったのか理解が追いつかない。あの時睨み返せばよかったか?それとも笑い返せば良かった?なんで、なんでこうなるの!!なんで!」そんなことを叫んでいても誰も来てはくれない。
本当だったら今頃母の暖かくてちょっぴりデカめな手が私の頭の上に優しく乗り撫でてくれるはずなのに、でも私の頭の上にはなにも乗ってない。なんだかすごく、すごく嫌になった。生きるのが辛くなった。これだから人生はつまらない。こんな感情を持ってしまったのも、母がいなくなってしまったからだ…