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☩ 本人 、事務所様とは関係無
☩ 作中伏字なし
☩ 誤字脱字多少有
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♛ rukg ♛
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ru → 「」
kgt →『』
sho → 【】
ri → []
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叢雲side
ムクッ(起きる
『 ふぁ … ズキズキ 』
痛い 、起きてすぐ感じたのは頭に走る猛烈な痛みだった
寝ている間にぶつけた … とかではなく多分風邪
僕の場合風邪ひく前には身体のあちこちが痛くなるのだが、昨日や一昨日に同じような症状が出てたから確実で風邪を引いたのだろう
『 今日ボイス収録の日やん … 』
運悪く 、今日は今度出すボイスの収録日だった
家から事務所までは結構ある 、休ませてもらうか ?
…… いや、咳も出てないし移すような風邪ではなさそうだから行くか
『 小柳にバレませんように 、』
僕には同棲して3ヶ月の恋人がいる
普段は塩対応だが心配性なためこういうことはあまり言いたくない
バレないようにと神経をとがらせてリビングへ向かった
『 ぁ 、』
今日はなんて運が悪いのだろう
風邪は引くし、普段起きてない恋人ですら起きている
バレる確率が上がった
「 はよ 、」
『 ぉはよ … 。 』
「 …… ? 」
「 どしたん 」
『 な、にが …? 』
「 いや、元気ないだろ 」
少しの動作で普段と違うことに気づいてくれるところに不覚にもきゅんとしてしまった 、
が
ここで素直に言ったら収録になんて行かせないといい始めそうなので致し方なく嘘をつく
『 あ 〜 … 昨日ちょっと寝れんくて 、』
『 瞼が重いんかも 』
嘘、いつも通りぐっすりでした
『 早起きやし … 今日 、。』
「 … そか 、収録頑張ってな」
少し納得のいってないようにも見えたがとりあえずは乗り越えることが出来た
あとは自分の我慢力が試される
今日家帰って寝るまで、それまで耐えれればよい
僕ならできる、里のエースなんやから
『 ん、ありがと 』
収録終わり_
『 ふーっ… 』(汗
不幸中の幸いというのだろうか
今日は事務所に来るライバーさんも少なく、あまり人とも対話をしなかったためバレずにすんだ
が、まだまだここから
まずはちゃんと家に帰れるか
そろそろ限界も近づいてきている
『 … ッ これ …いけるかな … 』
なんて弱音を吐きながらも足を前に進める
なるべく早く … 早く … 。
ガチャ
無事家にたどり着くことが出来た
ただもう限界
意識を保てるのも時間の問題だろう
せめて靴は脱ごうとしゃがんだときに
ちょうど恋人が迎えに来てくれた
「 おかえり 」(微笑む
優しい顔で出迎えてくれる
『 ただ 、ぃ …ま …… ぁ … 』
恋人の顔を見て安心してしまい
そこで意識を手放す
小柳side
ピピッ
「 39.5 … 」
脇から体温計を取り出すとそう映し出されていた
もちろん自分の体温では無い、こんな高熱だったらここまで冷静さを保っていられないだろう
この高熱を発症してるのは恋人であるカゲツだ
今朝から怪しいとは思っていたがここまでとは … 。
「 カゲツ … なんかして欲しいこととかあるか ?」
「 なんか食いてぇとか 、」
『 ん、んん” … 』
『 ちょと … おなか 、すぃた …” 』
いつもより枯れた声、相当辛いのだろう
この状態でボイス収録もしてきたのだ …
もっと早く気づけていれば …… 。
「 そか、食欲は少し出てきたんね? 」
「 何なら食べれそ? 」
『 わからん … ごめん …… 』
「 いーよいーよ、笑 謝んな … 笑 」ナデナデ
「 りんごとか食べれそうなの買ってくっから 」(立ち上がる
『 ぁ … 』
恋人が生気のない声を出す
「 どした?どっか痛いか? 」(しゃがむ
『 ちが … うくて …… その … 』
「 どうした? 」(微笑む
『 ぃ、かんでほしぃ 、どこにも … (涙目』
は、?さすがに可愛い
熱が高くてやられているからかいつもより素直に甘えてくる
「 わーったよ ナデナデ 」(微笑む
そんな彼女のおねだりに答えないはずもなく
ポケットから携帯を取りだし同期である伊波と星導に連絡する
📱》お前ら暇か?
そう一言連絡すると思った以上早く返信が来た
📱》要件によります。
📱》どしたの珍しいじゃん
📱》カゲツが熱出した
📱》コンビニとかでりんごとかそーいうの買ってきて欲しい
📱》は?!カゲツ今日ボイス収録の日だよね!?見たよ俺事務所で
📱》熱出したまま行ってた 。
📱》馬鹿ですね … 。
📱》とりあえずるべと合流して色々買ってくわ
📱》◯◯のロー◯ンでいいですか?
📱》大丈夫!今から行くわ
📱》俺もすぐ出ますー!
📱》ありがとうな
📱》任せろ!
📱》カゲツのこと頼みましたよ 〜 。
📱》うい。
そこで会話を終わらす、と、
カゲツが袖を引っ張ってくる
「 うぉ 、どした? 」
『 … 』ギュー
「 なに、笑寂しくでもなったん 笑 」
そう意地悪すると
『 コク 、』
普段より素直に答えてくれた
「 あ”ー … 」
弱ってる彼女の姿に理性を切らしそうになるがさすがに俺もそこまでクズでは無いため我慢する
「 そか 、寂しくさせてごめんな ? 」
『 ぅん … その … 撫でて ほしぃ … (上目遣い』
いつもは絶対言わないことを言ってくる
本当に可愛い
「 勿論 」ナデナデ
「 他にして欲しいことあるか ? 」
『 手 … 繋いでてくれる …… ?』
「 いいよ、笑 」ギュ
「 今から星導達来るから待っとこうな 」
『 コクン 』
「 寝ててもいいぞ 」ナデナデ
『 ろぉはずっと居てくれる? 』
「 いるよずっと、安心しろ 」
『 んへ … ありがと、』
『 …… すや … zzZ 』
安心したのか秒で寝てしまった
赤子のような寝顔がとても愛おしく
3枚ほど写真に収めた
3枚で自分を抑えたことを褒めて欲しい
なんて思っているとしたからチャイムの音が鳴り響く
今すぐ開けに行かなきゃ 、だが …
なんせ片手は埋まってるし 、カゲツと約束してしまったので身動きが取れない
📱》すまん、今動けねぇわ
📱》どっちか合鍵もってなかったっけ
📱》どっちももってるよーん
📱》じゃあそれで入ってくれ
📱》了解です 。
ガチャ
ドアの開く音がした
場所を伝えそびれたのでまた携帯を手に取る
メッセージを打ち送ろうとしたらちょうど部屋のドアが開いたのですべて削除した
【 お邪魔しまーす 。】
[ カゲツ大丈夫そ? ]
「 んー、ひとまずは? 」
「 ちょうど今寝たとこ 」
[ りょーかい ]
【 ポカリとかりんごとか色々買ってきましたよ 】
「 助かるわ 」
【 うどん買ってきたので茹でましょうか? 】
「 まじ?」
[ 今茹でたらカゲツ起きるまでに伸びない?]
【 あー、確かに … 。】
「 いや、本人もなんか食いてぇとか言ってたし、なんか食わねぇと薬も飲めねぇから無理にでも起こす 、」
【 じゃあ茹でてきちゃいますね 〜 】
【 キッチン借ります 。】
[ じゃあ俺まだ飲まなそうな飲み物とか冷蔵庫入れてきちゃうね 〜 ]
「 サンキュ 」
ガチャ
2人が出ていく
『 んん 〜 … “ 』
気持ちよさそうに、でもどこか苦しそうな顔で寝ているカゲツを起こすのは心が痛むがこれもカゲツのためだ、仕方なく起こす
「 カゲツ 〜 、? 」(軽く叩く
『 ん … んぅ …… ? 』
カゲツの重たい瞼が軽く上がる
「 星導達来たぞ 」(カゲツの前髪をかき分ける
『 ん … 』パチッ(起きる
『 ぉ、はよ …… 』
「 はいおはよう 」
「 調子はどうだ? 」
『 んん”さっきよりは … 』(目を擦る
「 まし? 」
『 ん、』
「 そか、今うどん作ってもらってるから 」
『 ゎ …。僕迷惑かけちゃった …? 』
「 んーん、迷惑なんかじゃねぇよ 」ナデナデ
『 でも … 』
「 俺らはカゲツが元気になって欲しいだけ 、迷惑なんて思ってないよ 」(微笑む
そう伝えるとカゲツは安心した顔で、そっか、と呟いた
ガチャ
そんな会話をしていると扉が開く
【 はーいお話の途中にすみませんね 〜 】
【 るべち特性うどんでーす 。 】
[ 冷凍うどんを茹でただけだけどね! ]
【 うるさいですよライ 】(圧
[ ひぇ、]
『 んは 、笑 ばかやん …… 笑 』
【 カゲツ!体調平気なんですか? 】
『 まぁさっきよりはな 〜 ヘラヘラ』
[ も 〜 心配したんだからね !]
[ 次からは無茶しないでよ 〜 !! ]
「 は 〜 ぃ 」
[ ほんとにわかってんのか … ?w ]
「 自分で食べれそ? 」
『 ん 、いけr 』(箸を持つ
ツルッ(落とす
『【[ あ、 ]】』
「 っは笑 無理そうだな 、笑」
「 ほれ、あー 」
『 あー パクッ 』
『 うまぁ”!美味いぞ”星”導!” 』
【 はは、笑それは良かったです 笑】
[ 俺らこれナチュラルにイチャイチャ見せつけられてる? ]
「 ラブラブで悪かったな 」(煽
【 お邪魔しちゃ行けませんし帰りますか 〜 】
[ 冷蔵庫に色々入ってるからね 〜 ]
「 ん、さんきゅーな 」
『 あざまーす 』
【 じゃ、お邪魔しました 〜 】
[ ばいび 〜 ](手を振る
ガチャン(ドアが閉まる
「 カゲツ、まだ食べれそ? 」
『 いける 〜 』
『 全部あーんしてくれる? 』
可愛いおねだり、普段だったら恥ずかしがって絶対してくれない
さっきも勢いに任せてやっただけなのに
「 して欲しいん ? 」
『 うん 。だめ? 』
「 ダメじゃない、ほらあー 」
『 パクッ モグモグ 』
ほっぺたをふくらませて食べる姿はハムスターにも勝る可愛さだった
「 完食できそうだな 」
『 ん、えらい? 』
「 えらいえらい 」ナデナデ
『 んへへ // 』
流れに任せて約束を伝えてみる
「 じゃあ 、えらいカゲツくんはこれから俺との約束守れますか 〜 ? 」
『 んぇ、? 』
「 まずは無茶しない、体調悪かったりしたらすぐ言う、俺らを頼る 」
「 この3つ、守れる? 」
『 ……う” 〜 … 』
なかなか首を縦に振らないカゲツ
生まれが特殊で考えも俺らと大きく違うから先程言った3つについては自分がすると理解すら出来ないのだろう
「 俺は自分の命よりカゲツが大事なの 」
『 ぇ 、// 』
「 だからカゲツも自分の命をもっと大切にして欲しい 、だめ? 」
『 ぅ”……// ゎかった … 』
「 ふは笑ありがと笑 」
1ヶ月後、ロウが怪我したくせに病院行かないと駄々こねて怒られてたのはまた別のお話🤫
fin
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締め方どないしよかな〜思てたら
ちょーど怪我のstoryが対比になってる感じだったので無理やり持ってきましたჱ̒^_ ̫ _^
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