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stgr (?) の話。
放送局で中の人の語りと選曲チョイスが皆の涙腺ぶち壊したって聞きました。
例の歌詞の流れを若干引用
※死ネタな空気有
kinrdr🤖📡(ほんのり風味がする程度)
――――◯◯年、かつてロスサントスと呼ばれた場所――――
貴方が復職を目指し、隣街に戻るのを見送り
しばらくしてから風の噂で
何処の話だったか…記憶ストレージの上書きで忘れてしまいましたが
どこか海の向こうにある街が、抗争の末に滅んだと聞きました。
その話を聞いて以降、頭部の電子パーツにエラーが発生したのか
少し、色褪せてしまった世界を過ごし続け
今は……何年たったでしょうか。老朽化とは恐ろしいものですね。
ここも皆、いなくなってしまい…随分寂しくなりました。
…一日がとても長く感じます。…貴方が隣に居ないと。
今度再会した時にまた、色々話したい事があります。
長い道のりでしたよ…私達が初めて出会ってから。
再会したら…話したいことが沢山、沢山出来たんです。
やれやれ…ですね…
あれほど色んな所を巡り、楽しい時を過ごしたはずなのに
こんな所で貴方に話しかける事になるなんて…
よく外に繰り出して、沢山、馬鹿をやったりして笑いましたね。
でも…そんな日々も、一生は…続かないんですね。
本当に、楽しい日々でした…今までの努力はきっと、報われました。
貴方は今、ここよりもきっと、素敵な場所にいますよね。
家族同然の我々でしたが、改めて、
家族達の事を思い出し、語らずにはいられません。
私が何度故障しても貴方は修理を諦めず、
他の皆さんと力を合わせ直してくれて
再起動した時は自分の事のように喜び、私の側にいてくれましたね。
困った時に私の事をアレクサ呼ばわりし、助けを求めた
貴方の少し情けない笑顔がまた見たいです。
肌装甲の時に抱きしめた時の貴方の顔を、忘れる事はきっと、無いでしょう。
一日が…とても長く感じます。
貴方が隣にいないと…
今度会った時、また話します。
…本当に…長い…道のりでした…。
私達が初めて出会ってから……
今度…会った時に…また…沢山話しま…しょうね…
また…今度……
会う…とき…ニ………
カシャンッ…
――――――――――――――――――――――――――――
??「父さーん!ここ!丘の上!何かあるよー!!」
?の父「ん?どれどれ…?…随分古い型のロボだね…。」
?の父「これは……かなり風化してるけど…お墓かな?」
??「こんな所にお墓?じゃあこのロボットはお墓を守ってたのかな?」
?の父「きっとそうだろうね。この丘の下にあった、昔の街の住人だったんだろう。」
??「じゃあ、そっとしておいてあげたほうがいいよね…?」
?の父「そうだね。街の記録が取れそうなものもないし、次を探しに行こうか。」
――――――――――――――――――――――――――――
「…久しぶり、ケイン!他の皆は先にいったよ。」
「………店長。」
「貴方に、話したい事が、沢山、あるんです。」
「話しても……貴方に…触れてもいいですか…?」
「…いいよ。おいでケイン。ここは時間がたくさんあるんだ。」
「いっぱい話そ。俺も皆から色々聞いたからさ。話したい事は山程あるんだ。」
どこかわからない、青空がとても、とても美しい世界で
幸せそうにお互い寄り添いながら
楽しそうに語り合う声がずっと、響き渡っていた。
――――――――――――――――――――――――――――
>>唐突にヨントスもサントスも滅んでる<<
解釈が浅いので冷静になったら消しそう。