そんなこんなで、ある日のご飯中でみんなでご飯を食べている時に、事件は起こった..
その日も新人ちゃんは私に敵意増し増しで嫌味や嫌がらせをしてくる。
まったく。しつこい奴だ。
仕方ないから構ってやるか、..とぐらいしか思ってなかった。
私がもぐもぐとご飯を食べている時だった。
私が飲み物を取りに行こうとした時だった。
何故か新人ちゃんも同時に立ち上がり、私に着いてくるかのように歩き出し、みんなの視線がすこーしだけ離れた時だった。
新人ちゃんは自分で自分の頬を平手打ちし、
ヒナ「痛ッ、..!」
と、皆に聞こえるような大きな声で言った。
私も訳が分からず
ルナ「ぇ、..??」
と困惑。
そうするとクロロがどうした?と言いながらこっちに来た。
ルナ「ぇ、ヒナ..?どうしたの、..?」
ヒナ「どうしたもこうしたも貴方が叩いたんじゃない!」
そう言い張ったヒナは、頬が赤く染まっている方を手で抑えながらわざとらしく泣きそうな顔をした。
私も驚きすぎて思わず声も出ず。
ルナ「..( ・᷄ᯅ・᷅ )???」
この顔。
クロロ「..ルナがやったのか?」
そう真剣な顔で聞かれたので、
ルナ「こんな可愛い新人ちゃんに私がする訳ないでしょ?!」
と、素直に答えてしまう。
クロロ「じゃあ、このヒナの腫れた頬をどう説明する?」
ルナ「どうもこうも。私だって急に自分で自分の頬を叩き出すから何事かと思ったよ..。」
私が呆れながら言うと、クロロが「そうか」とだけ言って、また自分が座っていた所に座った。
ふぅ..と私も一安心。
危うく冤罪を掛けられる所だったからなぁ..
だが、クロロの反応を見たヒナは、怒ったのか自分の部屋へ戻ってしまった。
あれからクロロが私に聞いてきた。
クロロ「本当に何もしてないのか?」
それは怒っているわけでも疑っているわけでも無いような声で、ただ確認しているかの様な口調だった。
ルナ「してないよー。第1、私はあの子を新人としか思ってないし、他になんの感情もないよ。」
私が呆れと拗ねたような口調で言うと、クロロが
クロロ「そうだよなぁ..」
と、やっぱりと言うかのようにクロロが言った。
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