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⚠︎︎注意⚠︎︎
nbdt強めのSNdtです。
dt様がとある事がきっかけで弱っちゃう話
それでも良い方はどうぞ↓
nb side
dt「すぅ……すぅ……。」
良かった。落ち着いた。
nb「だから無理すんなって言ったのに…。」
涼太の手を握りながら涼太の顔を覗く。
化粧で隠したが至近距離で見ると隠しきれない目の下のクマ。
ここ数日しっかり寝れていないのだろう。
目も充血している。昨日も泣いたのだろう。
幼馴染兼メンバーとして2ヶ月涼太に寄り添ってきた。
こんなに弱っている涼太を見るのは初めてだった。
人との接触をなるべく控えて、でも1人だけだと心配だから俺がそばにいて。
fk<翔太。入るよ。
nb「おう。」
ふっかが真剣な表情で部屋に入ってきた。
fk「寝てるんだ。」
nb「落ち着いて寝た。撮影は?」
fk「中止になったよ。帰っていいって言われたけどみんな舘さん心配で楽屋で待ってる。」
nb「そっか。」
fk「なぁ、ほんとに教えてくんないの?」
nb「言わない。俺の口からは絶対に。」
fk「そっか。」
何かいいだけに口をもごもごさせていたがそれを飲み込み黙り込む。
fk「体調不良ではないんだろ。」
nb「………。」
fk「これくらいは答えてもらわんと困るけど」
nb「はぁ、まぁそうだな。体調不良で休んでた訳ではないよ。」
黙っていようとしたがふっかの圧に負け答える。
fk「舘さんの様子を見れば只事ではないことは分かるよ。」
nb「まぁ…だよな。」
きっと他のメンバーも気づいている。
涼太に何かあった
“あの日”の事は俺と涼太しか知らない。
sk side
涼太が過呼吸を起こし控え室に行ってから数十分が経った。
撮影は中止になり帰ってもいいと言われたが
誰1人帰る者は居なかった。
kj「舘…大丈夫なんかな…。」
言うのも無理はない。あんなに取り乱す涼太を今まで見たことがないからだ。
ab「あの、さ」
阿部ちゃんが席から立ち上がり話し出す。
ab「スタジオ入る前スタッフさんが楽屋に来た時も舘様びっくりして倒れ込んでたでしょ?」
sk「うん。涼太があんなに驚いてんの珍しいなって思った。」
ab「翔太の手を借りて大丈夫って笑って立ち上がる時さ、舘様の手凄く震えてて…」
ab「舘様…2ヶ月の間に何かあったんじゃ無いかな…って…。」
その可能性には薄々気づいていた。
宮舘涼太が何かに怯えている。
mm「俺も、なんだかそんなような感じはします。明らかにいつもと様子が違ったし。」
ru「やっぱり、聞き出すしか…」
パァン!
大きな音が楽屋内に響いた。
iw「皆心配なのは分かるし気持ちは俺も一緒。」
iw「今すぐにでも2ヶ月の間に何があったのか2人から聞き出したい。けど約束。したでしょ。」
理由は涼太の口から。
涼太自身が言ったことだ。
iw「きっと舘さんも心の準備が出来てないんだろうから。俺達はそのために安心出来る場所を作ってあげよ?」
照の言う通りだった。
勇気が出ないと涼太は言っていた。
何か言いづらい何かがあったのだろう。
昔から我慢強く、人を頼ることをしない涼太。
どんなことがあっても俺達は涼太の味方なのに…。
続く···▸
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