翌日
翔はいつも通り梨加の病室に来ていた
翔:最近どう?
梨加:だいぶ良くなったかな…歩けるようにもなった感じ
翔:それは良かった
梨加:うん…
梨加:…ねぇ、翔くん
翔:ん?
梨加:ちょっとさ、外出ない?
翔:え、良いけど…
2人は外に向かう
梨加:ごめんね…?ありがとう…
翔:全然だよ
梨加:久々 に外の空気吸ったな〜
翔:どう?久しぶりの外は
梨加:気持ち良いな〜
翔:それは良かった
梨加:うんっ
すると、梨加が話を切り出す
梨加:…あのさ、翔くん
翔:ん?
梨加:今ってお付き合いしてる人とかいる?
翔:いないけど…
梨加:そっか…
翔:それがどうかしたの?
梨加:急でごめんなんだけど…
モジモジする梨加
翔:…?
梨加:私と付き合ってくれませんか…?
翔:え…?
翔:いやいや…梨加ちゃ?には俺よりちゃんとした人が出て来るって
そう言って断る翔だが…
梨加:…本気なの!私は!
翔:えっ…
梨加は、翔を力強い目で見た
翔:…
梨加:私ね、翔くんに助けてもらった日から翔くんの事が離れなかったの
梨加:ここまで誰かに想いを寄せる事なんて今までなかったんだから
翔:…
梨加:翔くんは私にとっての初恋相手だよ…
翔:梨加ちゃん…
翔は言葉を失っていた
翔:俺なんかで良いの?平凡な俺だけど
梨加:翔くんじゃないとダメなの…
梨加の想いに感化された翔は…
翔:…分かった
梨加:え…?
翔:梨加ちゃんのその想い、叶えるよ
梨加:ってなると…?
翔:うん…俺の恋の相手になってください
梨加:…!よろしくお願いします…!
翔:こちらこそよろしく!
こうして、2人は両想いとなった
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