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コメント
4件
出れた~!
どきどきしながら読んだ! 面白い! 口調かっこいくてよきだよー
1話
Start~!
「ねぇ、これ、、、どう思う?」
私、瑠月静空は、震える手で一通の手紙を差し出した。
その紙には、古いインクで簡潔な言葉が書かれていた。
「鐘の秘密を知りたければ、森の奥へ。」
教室の窓からは、赤く染まる夕陽が差し込んでいた。
冬の冷たい空気が徐々に足元を覆い、机を囲む4人の表情はどこか険しい。
私の友人達、神楽吏都、リル、リンが手紙を覗き込む。
「これ、本当に誰かから届いたのか?」
吏都が額に手を当て、疑わしげに呟く。
彼の声には照れ屋な性格から来る控えめなトーンがあったが、その目は真剣だった。
「うん、ポストに入ってたの」
「これ、ただの悪戯とかじゃない?」
リルが腕を組んで考え込む。いつもはしっかりしているリルも、この場面では少し戸惑っている様子だ。
「でも、誰がこんなことするのかな?」
「それがわかったら苦労しないよね」
リンが少し困ったように微笑む。
リンの優しい声は、場の緊張を少しだけ和らげた。
「でも、静空ちゃんが持ってきたってことは、何か気になるんだよね?」
「、、、うん、、この前、あの鐘が鳴った夜のこと、覚えてるでしょ?あれ以来、村の様子がどこか変だと思って、、。」
沈黙が訪れた。
全員が、その夜のことを思い出している。
満月の夜に三度響いた教会の鐘。
そして翌朝、村の少年が行方不明になったこと――。
「行くしかないだろ」
突然、吏都が口を開いた。
その表情は決意に満ちていた。
「行くって、、森の奥に?!」
リルが驚いた声を上げる。
「だって、そこって例の廃墟がある場所でしょ?!危険すぎるよ!」
「危険だからって、何もせずに待つのか?」
吏都が机に拳を軽く置く。
「もしこれが手がかりなら、見逃すわけにはいかない」
「私も、賛成、、、」
静空が消え入りそうな声で言う。
「ただ、私1人じゃ怖いから、、、」
「みんなで行けば大丈夫だよ」
リンがにっこりと微笑む。
「でも慎重にね。危ないことには気をつけよう」
「決まりね」
リルがため息をつきながら立ち上がる。
「しょうがない。ついて行ってあげるわ。でも、何か変なことがあったら即撤退だからね!」
こうして、4人は次の満月の夜、森の奥へ向かう計画を立てた。
その夜、村に響いた鐘の音が、彼らの運命を静かに動かし始めていた。
next~2話
【教師たちの助言と村の人々】
あぁ~、、吏都の口調がわかんないぃぃぃ
結構オラオラ系のほうで書いちゃったけど、、
もっとふんわり系で書いたほうがいいのかなぁ、、
、、わかんないや☆
よし、ハート今回はどれぐらいなんだろうなぁ~?