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マジで最高ずぎます!
お互いにドロドロとした愛情を向けているfwakの話。
♡喘ぎあり。
これは恋なのか、愛なのか。
それともただの親友なのか?
軽い設定?的な↓
fw→No.1ホストだったりする。広く深い友好関係に見えるが、浅く広い友好関係である。
そんな中、極わずかの人間だけが入れる深く狭い友人関係(今のところ2人)に三枝明那と黛灰がいる。
特に三枝明那とは黛灰より深い関係である。
akn→音楽が好きな大学生。夢は武道館に立ってライブをすること。本人の友人関係は、俗に言う【親友】と
呼ばれる人間関係からが【友達】の定義らしい。
そんな中、友達の一歩先にいるのが不破湊と黛灰である。
特に不破湊とは深い関係である。
「……あれ?明那、今日コラボあるんだ」
いつも通りXで明那のポストを見つつ、ふと見つけた葛葉のポストが目に入る。
wのあとには叶の名前と明那の名前があった。
急いで明那とのメッセージを確認する。
……なにも、無し。
今日コラボ配信をすることを知らなかった。連絡も何もなかった。
どうして?いつも教えてくれるじゃん。
お互いに教えてるじゃん。今日の予定も、明日の予定も、一ヶ月の予定も、コラボ相手が誰なのかもお互い教えてるじゃん。
「…あきな……」
明那とのトーク画面を眺めて、トークバーをタップする。
フリックで文字を打ち込んで、明那にメッセージを送った。
【あきな】
【あきな】
【明那】
【なんで教えてくれなかったの】
【明那】
【アキナは俺のでしょ?】
【あきな】
【明那】
【明那明那明那明那明那明那明那明那明那明那明那明那明那明那明那明那明那明那明那明那明那】
現在もコラボ中なので、きっと携帯なんて見てくれない。
メッセージなんて見てくれない。
だから俺は、明那の配信に凸ることにした。
今日はかなかなと葛葉くんとコラボ配信。
つい先ほどコラボすることを決めたため、ふわっちにコラボすることを伝えられていない。
……ふわっちは、俺からの連絡が無かったらどんな反応するのかな。
なんて思っているうちに配信が始まった。
葛「三枝師匠ーー!!!!」
「あ゛あ゛ァ!!?」
叶「明那大丈夫かー!!」
「叶さァん!!?」
三人でスマブラをしている。
久しぶりのスマブラはとても楽しいものだった。
ほとんど叫んでいる気がするけど……
葛「オラァ!!!」
「負けたぁ…」
結果は俺がくろのわの2人にボコボコにされた。
悲しい。
俺そんなにスマブラ弱くなったのかなぁ…
「次これやろ」
湊「明那!!!!」
「ッわ!!?ふわっち?!」
突然、ふわっちの声がしたかと思えば
ディスコのサーバーにふわっちが入ってきたらしい。
配信中とディスコの名前に入れていたのだがみえていなかったのだろうか?
「連絡返してよ、見てよ、俺に教えてよ!」
ふわっちの怒涛の言葉に、俺は何も言えなくなってしまった。
葛「え何どういうこと?」
叶「ふわっち?今配信中……」
「アキナには俺がいればいいでしょ?!コラボするなら言って!!!俺はいつも教えてるでしょ…?
頼むから俺の一方的にしないでよ…」
そんなふわっちに思わず笑ってしまう。
___そうか、不破湊という男は、俺が少し返事を返さなかっただけでこうなるのか。
俺が、コラボ相手が誰なのか教えなかったらこうなってしまうのか。
「ふは、ふわっちが一番だよ?ごめんね、立て込んでて連絡忘れちゃった……次からは必ず連絡する」
「…絶対だよ。もう今から家行くから。」
「……え?ちょ、ふわっ…ち……抜けちゃった」
なんていうが、実際の俺は口角があがりにあがりまくっている。
ふわっちは俺が配信中だろうがなんだろうが関係ないのだ。
それにしても本当に家に来るだろう。きっと。
あ~…配信どうしよ。
葛「…今の聞いて、っていうか前から思ってたっていうかさぁ…
ふわっちの三枝師匠への熱っていうか…執着?凄いよな」
叶「あ~、それは確かにそうかも」
「え?そう?わりと普通だと思うけど」
葛「いや、お互いのコラボ相手常に把握とかできないぞ」
叶「僕と葛葉でも把握してないよ?」
そうなのかな。
それが普通なのかな。
俺とふわっちは気づいたらこうなってたからわかんないや。
「お互い何してる~とか、この日誰とコラボしてるとか、…お互いのスケジュールは常に把握してるし…
あ、あと仕事ない時はずっと電話繋いでるかも。」
葛「は!!!?」
叶「ずっとって、ずっと?」
葛「トイレの時も!?」
「いやその時は流石にミュートしてるよ!?」
なんて話していると、ふと鼻孔に大好きな匂いがかすめる。
そのままふわッと抱きしめられた。
湊「俺と明那は親友だからねぇ…当たり前よ」
「あ、ふわっち~!!いらっしゃ~い!」
湊「一日ぶりのあきにゃ~!!!」
なんて言いながら俺の首筋?肩?に顔をうずめる。
髪の毛が当たってくすぐったい。抱きしめている腕も強くなった。
葛「……」
叶「…葛葉……」
葛「…オウ……」
くろのわの2人は何かを感じ取ったのか、何故ここにふわっちが居るのか聞かなかった。
その後はふわっちも含めて…というかふわっちはたまに俺と変わってスマブラをして楽しんだ。
今回のことでわかったのは、ふわっちは配信中だろうが俺の元に来てくれること。
俺が配信をしていようが関係ないのだ。
流石に仕事中はこないけどね?
___不破湊の執着
マリカ大会の練習をしている時、いろんなライバーさんが居る所で
「ふわぐさって付き合ってるの?」と聞かれた。
「俺とふわっちは親友よ?まゆもだけど!!!」
湊「俺ら親友じゃなかったら何?家族?」
「それはそれで嬉しいかも!!」
湊「あきにゃ~!!!」
そんなふわぐさの会話に、その場に居たライバーさんは聞かない方がよかったと察した。
誰も配信していなく、完全裏での話だったので
もしこれで誰かが配信をつけていたら「ふわぐさてえてえ」が大量に生まれていたことだろう。
「俺と明那は、恋人なんかの枠よりずっと深いのに…ね、明那?」
明「ッあ゛ぅ!!♡♡ッんん……ッは、ぁん…っ♡」
「かわいい、かわいいあきな…ずっとずっと一緒だよ」
腰を打ち付けながら、明那の可愛くて愛おしい声を耳に焼き付ける。
何度聞いても腰にクるこの甘い声はまるで毒のように俺を内側から犯す。
明「は、あ゛アッ♡♡も、ぃく、い゛ぐ、っ♡♡♡い゛っちゃうから、や、ぁッ♡♡♡」
「おれも、イく…ッ明那、あきな、ッあきな…♡」
耳元で囁けば、きゅう~ッ♡♡と後孔が締まる。
強い締め付けに思わず出してしまった。
肩で息をする明那。
そんな明那の頭を優しく撫でて、寝ていいよ、と優しく告げる。
素直に瞼を閉じて…寝息を立てた明那に愛しさが止まらない。
本当に、ずっと一緒に居たい。
友達?親友?恋人?
そんなんじゃない。
俺と明那は、一生一緒に居るんだ。
明日も、明後日も、来週も来月も来年も、来世でもずっと一緒。
俺と明那は、切っても切れない、切れさせない関係である。
…そんなに明那のことを犯しておいて、恋人関係じゃないのって?
だから、付き合うとかじゃないの。明那と俺は。
俺が明那で、明那が俺。明那の身体は俺のものだし、俺の身体は明那のもの。
とことん俺が明那のことを愛したいから身体を重ねるときは明那が下だけど…
明那もそれを望んでいる。明那は俺のものなんだから。
他のライバーになんて渡さない。
俺のだよ?俺だけの明那なんだ。
明那のことなら、なんでも知ってる。
___不破湊の独白
とある、ろふまお塾の収録
【いきなりスタジオに呼び出して来てくれるのは?】
湊「じゃあ僕は三枝明那くんにかけますね」
剣「あぁ~」
加「前回もかけてましたね」
甲「……あれ?でも、明那って今配信…」
湊「…………あ、明那~?…うん、そう!…ッはは!!いいね、行こう!……じゃなくて!!!!
今ろふまお塾の収録中で…そうそう!あ、音乗せていい?うん!」
無事に三枝明那にかかったと思ったら、楽しそうに2人で話していた不破。
企画のことを途中で思い出したのか、ハッとして音を乗せていいか伝えた。
『…あ、どうも三枝明那です~』
加「こんにちは~!」
『あ、社長ー!こんにちは!』
剣「アッキーお久しぶりです」
『とーやくん久しぶ!り!』
甲「明那今配信中じゃないの?」
『んぇ?今?配信中だよ?』
その言葉で、不破の方を3人が見た。
3人に見つめられた不破は、何故こちらを見るの?というような瞳で見つめていた。
加「配信中なら配信を優先していただいても…」
『?だって配信なんかよりふわっちの方が大事じゃん。当たり前よ?』
湊「ありがとう明那~!!でさ…急になるんだけど、今からスタジオ来れたりする?」
剣「いや、流石に配信中は」
『スタジオ?いいよ行く行く!配信切って向かうね~!!!あ、収録終わったらふわっちご飯いこ!』
湊「え~行く行く!!あきにゃ大好き。まってるねん!」
『はーい、じゃあ後でね~!!!』
湊「はーいありがとう~!!!」
と、通話が切れた。
ポンポンと紡がれた会話に他の3人は口出しをする暇もなく三枝がスタジオに来ることが決まった。
加「…いや、いやいやいや!配信中なのにかけたんですか!?」
湊「ん?そうだよ~?」
剣「…アッキーナ配信中なの知ってて?」
湊「当たり前じゃん。あきにゃはね、寝てる時以外ならどんな時も出てくれるよ?」
甲「…俺、何回も電話無視されてるんすけど……」
湊「俺とお前を一緒にすんな。」
不破のガチトーンに、甲斐田だけではなく他の2人も背筋が凍るような勢いだった。
不破の三枝に関しての執着は凄い。
誰に対しても凄いのだ。
湊「明那は、俺が居ればいいんだから。」
数十分後、スタジオに三枝が来た。
スタジオに来て準備が整ってから、カメラがまわる。
カメラが回ってからすぐさま不破を視界にいれた三枝は、不破に向かって走っていった。
「ふわっちぃ~~~~!!!!!」
湊「あきにゃ~~!!!!」
走って飛び込んできた三枝をいとも簡単に抱きしめる不破。
背中に腕を回し、ぎゅう…っと二度と離さないような強さで抱きしめていた。
顔を見合わせた2人はニッコニコである。
今まで、ろふまおとして様々な収録をしたが不破の笑顔は初めてだった。
笑顔が初めて、というより、心の底からの笑顔を見るのは初めてだった。
笑っているのに、目が笑っていない。
ろふまお収録中はいつもそうだったのだ。
甲「アニキ……」
剣「……」
加「……」
なんだか悔しい気持ちがあった。
ろふまおとして行動している時間は長いハズなのに、三枝に不破の笑顔を取られているような気分になったのだ。
…実際、不破は三枝ともう一人の親友の前以外で心の底から笑わないのだけれど。
だって笑う必要が無いから。
自分にとって大事な人の前だけで笑えればそれでいいだろ?
甲「アニキ……ッアニキは俺らのこと大事じゃないんスかぁ!?」
湊「ん?大事だよ?
____明那の~…うーん、めっちゃ後に?
って、明那より大事な人今後見つからないし見つける予定ないから順番つけなくてもいっか!ね、明那!!」
三枝の方を見ると、不破に頭を撫でられてとても嬉しそうだった。
「俺もだよ。ふわっち以上に大切な人なんていない。」
綺麗な瞳が蕩けそうなくらいゆるゆるで、お互いを見る瞳が優しかった。
どろどろ……甘い、甘い視線だった。
剣「配信を優先してよかったのに……」
「?なんでそんなこと言うの?だってふわっちが呼んでるんだよ?
仕事中ならいけないけど…配信は自分の都合でしょ?ふわっちが大事なんだからどこにだって行く。」
そう告げた三枝の顔は本気だった。
本気で不破のためならどこにでも行けるし、仕事以外ならいつだって不破のことが一番なのだ。
それは勿論、不破も同様だった。
再び背筋が凍るような思いで、ようやく企画の説明をするのであった。
___三枝明那の盲目
俺はふわっちを愛しててふわっちは俺を愛してる。
それのなにが変なの?
何も変じゃないよね?普通だよね?
仲の良い友人を手放したくないでしょ?自分にとって一番仲良い友達が別の人の所に行くのは違うでしょ?
そういうことだよ。
ふわっちはおれだけのもの。
おれも、ふわっちだけのもの。
__これがどんなに歪んだ関係で、愛だって、幸せならそれでいいよね?
明那は俺のことが好き。
明那は俺のことを愛してる。
当たり前だよね?俺も明那のこと愛してるもの。
明那は俺だけを見てればいいし、俺だけに依存すればいい。
明那が俺と生きて死んでくれるなら、なんだっていい。
「ふわっちぃ~、俺今日雲雀と奏斗とコラボするね」
「ん、おっけぃ~…ちなみに何するの?」
「んとね…久しぶりにマリカでもしようかなって!!ふわっちは?」
「俺は今日何も予定入れてないなぁ」
「じゃあふわっちもやろうよ!!!!」
「お、いいんですか!?じゃあやっちゃおうかな!」
「やったぁ!!!ふわっちが居るとか神じゃん!2人に連絡しとくね!」
ね。
俺に予定がないってわかったら明那はすぐ俺を誘ってくれるの。
明那は、俺が居ないと。
明那には、俺がいないと。
俺にも、明那が居ないとダメなんだ。
だから
明那が俺以外のライバーと会って楽しそうにしてる所とか。
明那が俺以外と楽しそうに笑ってるとか。
絶対許さない。