TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

注意

潔とモブが付き合ってます。

モブが大分クズです。

解釈違い注意。

——-❁ ❁ ❁——-

1月1日、正月。

待っても、待っても恋人は来ない。

恋人に似た人物に反応しては、その場を通り過ぎるのに一憂する。

今日は日本人の俺に合わせて二人で日本に行って初詣をしようと考えていた。広場で待ち合わせして、飛行機乗って、初詣した後もホテルに泊まったりして。


「…またかぁ」


頭に振り積もった雪をはらいながら悲しいのか虚しいのか、悔しいのかよく分からない感情を紛らわせるために無理に口角を上げて笑みを浮かべる。


俺の恋人はいつも約束を破らない、もう何度寒さに耐えながら一人その場に立ち尽くしたのか覚えてない程に。

恋人との馴れ初めはカイザーへのストレスを酒で忘れてしまおうと気晴らしにバーに行ったことがきっかけだ。

俺の不満を嫌な顔一つせずに聞いてくれてさ、その後何回か悩みを聞いてもらうために会って、相手から告白してくれて俺たちは付き合った。

約束はちっとも守ってくれない癖に突然連絡して呼び出した時は、初めて会った時みたいに優しく話を聞いてくれて、嫉妬もしてくれたりして、これが欲しいっておねだりしてくれたりして…。

思えば、ただの金目的だったのかもしれない。チームのみんなもブルーロックのみんなも別れろって言うけど…嫌だ。

でも最近は本当に好きなのか分からなくなったんだ。別れるのはいやなのに未練だけが好きに置いかいたれたようで….


手がかじかんできてはー…と暖かい自分の息を手にかける。


「どうすっかな…」


待ち合わせの時間はざっと1時間以上過ぎていて心配して送ったLINEも既読無視。

どうやら寝坊したとの言い訳もつく必要は無いと考えているみたいだ。経験上もう恋人が待ち合わせ場所に来ることは無いだろう。

別れた方がいいのかな、でも

「クソアホ面だな、世一?」


ふと後ろから何度も聞いている世界一嫌いなチームメイト、カイザーの声が聞こえてきた。

反射で後ろを振り返るとやはり憎たらしい表情を浮かべたカイザーが立っていた。


——-❁ ❁ ❁——-

あとがきです。

遅くなりましたね、あまりにもこれを書くのに時間掛かりすぎて短いながら投稿しました。許せ


アプリ版入れてみたんですけどWebからの移行がよく分からないんですよね…

今は尊敬している作者様にコメントするだけになってます。

今回表紙ボツが多すぎて投稿するのが遅くなったんですよね。

この作品はいかがでしたか?

21

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚