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※地雷様は速やかにお戻りください!
そしてこちらはnmmnです!意味が分からない方なども速やかにお戻りください。
解釈違い、口調などが変なところもあると思いますがご了承ください。
本編は名前伏せません。
「」 srp 『』 hbr 【】 knt 〈〉 skng
【よし!今日も依頼お疲れ様!!】
『疲れたぁ…なぁなぁ!何か食べに行かん?』
〈いいですね。疲れた体には美味しい食べ物は格別ですから〉
今日もVOLTACTIONのみんなで依頼をこなし、恒例のご飯タイムに突入しようとしている。俺も行きたいところだが、何故か熱があるような気がした。ずっと暑いところに居たからだろうか、悔しいところだが今日は外食は控えよう。
【….ら?】
【セラ?】
「っ!ごめん、ぼーっとしてた。で、何か言ってた、?」
【セラもご飯食べに行かないかなぁって!体調とか悪かったり気分じゃなかったら全然大丈夫だけど、どうする?】
「あー、俺なんか熱あるかもだからさ、今日はごめん!また今度行きたい」
『りょーかい!また今度美味いもん食おうな!せらお!!』
〈体調には気をつけてくださいね、何かあったらちゃんと言うんですよ〉
【そーだそーだ!!セラってばすぐ隠すんだから】
「うっ、分かってるよ….じゃあまた今度ね」
バイバイ、と言いながら手を振り、帰路につく。歩いているとなんだか息も上がってきたような気がした。しばらく休みながら家に帰った。
「ふぅ、ただいま。」
ここには俺しかいないが、一応ただいまと言っておいた。着替えるために部屋に向かった。その瞬間少しだけ視界がクラっと揺れた。倒れるまでは行かなかったが、急いで部屋ではなくベッドがある寝室に向かった。
「はぁ、っ…なにあれ、、風邪でも引いたかな…」
「….くしゅっ、」
くしゃみが出て、身体も熱い。これは風邪確定なのだろうか、そう思い、1度熱を測ってみる。
「39度、?!」
どうりで暑いわけだ。こんな高熱が出たのは久しぶりかもしれない、ひとまず家にたまたまあった経口補水液などで脱水症状を防いだ。
「…1回連絡しとくか、」
これからどうなるか分からないので、VOLTACTIONの3人に「ごめん、風邪引いたかも。」とだけ連絡しておいた。
【ん、通知だ、セラから?なに、ごめん、風邪引いたかも..だって!セラが風邪なんてめずらし!!】
『やばいって!とりあえずせらおの家凸るか、、』
〈たらい早まるな、ひとまずまだ大丈夫でしょう。〉
『そうかぁ、』
たらいがシュン、と分かりやすくしょげた。全くこいつは分かりやすすぎる男だな、と思いながら3人でご飯屋に向かっていた。
「あ、返信きた。お大事に、ねぇ…」
「良くなるといいんだけどな」
食欲はあったので、簡単なものを作って食べ、お風呂などに入り今日は早く寝た。
「はぁ、おやすみ」
ピピッピピッ
「んー、ふぁ….」
「っ、頭痛い、、」
朝起きてすぐ、頭痛に襲われた。薬を飲もうとしたが残念ながら薬はこの家になかった。1度電気などをつけよう、と立ち上がる。
「…わっ、」
ドタン!!
大きな音を立てて転倒した。視界がくらくらとする、さすがに俺でも少しパニックになった。
(何があった?俺は電気をつけようとしただけなのに)
考えれば考えるほどパニックになり鼓動も早まる。俺はどうすればいい?VOLTACTIONのみんなに心配をかけてしまわないだろうか。その事で頭がいっぱいになった
「っひゅ、はっ…はぁっ、、」
まずい、上手く呼吸が出来ない。深呼吸だ。深呼吸をするんだ、そう思っているが俺は深呼吸ができなかった。どうすればいい、?そう考えていると、だんだん視界が暗くなり、俺の意識は途切れた。
【ねぇ、1日経ったけどさセラ大丈夫かな、?】
『それ俺もずーっと思ってた!せらお死んでたり、』
〈さすがにそれは無いでしょう。心配なら、1度電話をかけてみてはどうですか?〉
【アキラ天才!!】
『アキラ天才すぎ!!』
〈おぉ、見事なシンクロ、じゃあ奏斗、セラ夫に連絡をお願いします〉
【はーい!】
【……ダメだ、かかんねえ】
【ワンチャン寝てる、それか倒れたりしてるかも】
『えっ、?!それやばいって!奏斗!アキラ!今すぐせらおの家行かんと!!』
雲雀が必死に訴えかけてくる。
〈たらい、1度落ち着きましょう。〉
『でも、っ!』
〈セラ夫は大丈夫です、絶対に大丈夫ですから。〉
『っ…悪い、ちょっと焦りすぎた、』
【大丈夫だよそんな落ち込まなくて、ね?ひとまずセラの家行ってみよっか】
『うん!』
〈了解です〉
3人でセラフの家に向かう。鍵がかかっていないといいのだが、まぁ、かかっていなくてもセラフの家の合鍵は持っている。
【よし!着いた着いた〜】
1度鍵がかかっていないか確認するためドアノブに手をかけ引く、するとガチャっと音を立てドアが開いた。
【鍵はかかってないっぽいか、】
お邪魔します、と家の中に入ると、玄関は荷物だらけだった。もしかしたら….という事を頭の片隅に入れながらセラフを探す。
『キッチンは、、いないか』
【配信部屋、もいない、】
〈浴室、、もいないですね、〉
【ワンチャンさ、ベッドかどこかで倒れてるとかもあるんじゃない?】
『それはあるな』
〈行ってみましょうか〉
寝室に入ると、色々な小物などが床に落ちていた。しかし一番最初に目に入ったのは、間違いなく、セラフだった。
【セラっ!大丈夫?】
ゆさゆさと揺するが、セラフは返事をしない。息をしている確認をする。
【…うん、大丈夫、息はしてる】
『っ….良かったぁ、、』
雲雀がその場でへたりと座り込む。
〈大丈夫ですからね、雲雀も、セラ夫も、〉
ひとまずセラフを持ち上げベッドにぽす、と横にさせる。セラフは苦しそうに息をし、汗をかいていた。