・この作品は のみ 様の#堕の企画 に参加させて頂くための作品となっています。
・❤️×💙
拙い文章ですが、それでも良ければぜひご覧下さい。
m「wki、ごめんね」
w「え、な…?」
てっきり怒られるのかと思っていた。
いつものように、悪い子だなぁ、とか言って。
だけど、mtkは謝った。か細い声で謝罪をしてきたのだ。
m「僕、目が覚めたよ…。」
w「っ、!」
m「本当にごめん」
m「よく考えて見れば、俺おかしい奴だね、笑」
目が覚めた、と主張するmtk。
正直、嘘かと思ってしまった。今まであんな事をされたのに俺の行動1つで反省をするなんて。
だけど、失笑を見せながら自虐をするmtkが、嘘をついているようには見えなかった。
m「僕ね、もう気付いてると思うけど、wkiの事が好き。」
w「…ぅ、ん、」
m「愛してるんだよ。けど、愛し方を間違えちゃった。」
m「足枷なんて付けて、監視カメラも何もかも僕の思い通りにして。」
m「何やってんだよって感じだよね笑」
w「…うん、」
mtkは今までの自分の行動を振り返る。
本当に反省してるんだ。
何となくだけど、態度でわかる。
m「wki、本当にごめん。」
m「今まで、迷惑かけてごめんなさい。」
w「そ、そこまで…」
mtkは床に膝を着き、土下座をしてきた。
そこまでして謝らなくて良い、止めようとしたけど、このやり方がmtkなりの誠意なんだ。
そう思った俺は、止めはしなかった。
w「…わかった。良いよ。」
m「…ほんとに、?」
w「そんな謝ってるんだし、反省してるってのは充分に伝わったよ、」
m「…ありがとう。」
m「その…さ、」
m「聞かなくていい。聞かなくていいけど、もし良いって言ってくれるなら嬉しい。」
w「…聞くよ。どうしたの?」
m「…ありがと、」
m「まだ、この家に居てて欲しい。」
w「…」
m「あ、もちろん枷を外すし外にも出ていい。」
m「…僕の貯金も使っていいし、何してもいい。」
m「だからさ、まだ、出ていかないで欲しい、」
mtkは、俺にまだ家に居て欲しいと。
正直、まだ怖い。あの日々が今すぐ消える訳じゃない。
だけど、mtkは絶対に反省をしている。
それに、今俺が断ってしまったら、mtkはどうなるだろうか。
w「…我儘だなぁ。」
m「っ、ごめん、」
w「さっきから何回謝ってんの、笑」
w「良いよ。わかったわかった。」
m「ぇ、ほんと?」
w「なんでびっくりしてんの、提案してきたのそっちじゃん」
m「いや、承諾してくれると思ってなかったから…さ。」
w「…いやさ、多分今ここから出ても多分なんも出来ないな〜って。」
w「その、mtkに閉じ込められてた?とはいえ、今までの期間ずっとmtkに頼ってたわけじゃん。」
w「急に1人になるのはダメかなぁって。」
m「そっか…」
結局、mtkの提案を受け入れる事にした。
mtkに慈悲があっただけではない。
今までの生活リズムは絶対に1〜2日で元通りになる訳が無い。
m「俺、本当にwkiのことが好きなんだよ。」
m「今まで会った事のある人達とは訳が違う。」
m「…俺は今でも、wkiと、その、付き合いたい、とか思ってる。」
w「うん…」
w「…さすがに、今その告白を受け入れる事は出来ない。」
w「だから、挑戦してよ。」
m「え、?」
w「挑戦。勝負とも言えるかも。」
w「俺を惚れされてよ。」
m「っ!!」
m「…そういうとこ、そういうとこだよ。」
w「え?」
m「そういうとこが好きになったんだよ。」
w「…、!」
w「ふふ、そっか、」
最初はどうなるかと思った。
だけど、きっと大丈夫だろう。
mtkはきっと愛し方を間違えてしまった。そう信じてる。
今回の件で反省をして、ゆくゆくは…。
w「待ってるよ、mtk。」
ドロドロの闇系にしようかとも思いましたが、ハピエン厨なのでハッピーエンドにしました🙌
コメント
5件
うおお遅れて申し訳ない…… ハピエンOKと言っておきながらも、 この界隈はバッドエンド好きの方が めちゃくちゃ多いから、正直ハピエン を書いてくださる方がいるとは思って いませんでした😳 私の変な展開から、ここまでほっこり するハピエンに持ってけるのすごい✨️ マジでありがとうございます😇💞
うわ〜!!めちゃくちゃ嬉しいです😭いいねもありがとうございます!もしかして神…なんですかね??嘘です。ありがとうございます🙌💕
のみ様本人じゃなくて申し訳ないんですけど、はい。凄く好きです。400♡っと、、、。イラストも描けてストーリーも書けるなんて。神ですか?いや、神こえてますね。🤗