テラーノベル
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口調迷子
センシティブなし
地雷さんぐっばい
緋八 『』心の声だけ関西弁なくなる、可哀想
イッテツ 「」
リスナー、アンチ ⌜⌟
アンチ、リスかあり
START
俺の名前は緋八マナ。
俺は同期の佐伯イッテツという男に片思いしている。ただ、その恋が実ることは無さそうで、この気持ちは、自分の心の中だけに留めている。
ポチッ(配信開始)
『どーも!!緋八マナです~!!よろしくお願いいたします~!!』
⌜こんばんは~!!⌟
⌜楽しみ~!!⌟
⌜この人嫌い⌟
⌜コメディアンとか言ってるけどつまんない⌟
⌜可愛い~!!⌟
⌜イッテツくん可哀想⌟
『ッ、という事でぇ、今回は𓏸𓏸やって行きたいと思います~』
『~ww』
『~…』
『以上、緋八マナがお送りさせていただきました~もうええわ!!ありがとうございました~!!』
⌜お疲れ様でした~!!⌟
⌜今日の配信面白かった!!⌟
⌜つまんない⌟
⌜配信やめろ⌟
ブチッ(配信切る)
『…はぁ、』
嫌ほど目に入る、アンチコメント。
俺だって頑張ってるのに、なんて、もう何回も考えた。肯定より批判の方が目に入ってしまい、そうやってまた、ネガティブな思考になる自分が嫌いだ。リスカしよう、
ザシュッ
『ぃ゛ッ、はっ、…ふ、』
やってはいけないとわかっているのに、やめられない。そうやってまた、腕の傷が増えていく。
傷つけ過ぎてぐちゃぐちゃになった腕は、惨めな自分に相応しく思えた。
『…ぐすっ、ぅぇ、』
なんで俺ばっかり、こんな目に会わないといけないんだ。俺が生まれてこなかったら?ヒーローなんかならなければ? そんな思考がずっと頭の中でぐるぐると渦巻いている。手からドクドクと血が流れてきて、危険な快楽に呑まれる。
そんな時、電話が鳴った。
イッテツからだった。
嬉しい、そんな事を考えた時、配信でのアンチからの言葉が脳裏によぎる。
俺なんかが話していいのか?と頭の中を駆け巡る。
電話は切れてしまった。
焦った俺は直ぐに電話をかけ直した。
イッテツは直ぐに出てくれた。
『ごめんな~すぐ出れんかったわ、どうした~?』
「大丈夫だよ~、明日のコラボの件なんだけどさ~」
明日はイッテツとのコラボがある。
そう考えると、どんなに嫌なことも、吹き飛ぶ気がした。
「今からマナくん家行ってもいい~?」
『えっ ? あ、おう、ええで~!! 』
「ありがとう~!! じゃあ、後でね!!」
イッテツが、うちに来る ?
凄く嬉しい。が、その前に荒れた部屋を片付けなければいけない。
ピンポン
一通り片付け終わった頃、イッテツが来た。
『いらっしゃい~』
「お邪魔しまーす!!!」
嗚呼、やっぱり俺は、イッテツの事が好きだなと、つくづく思う。他愛も無い会話をしたり、ゲームをしたり、ご飯を食べたり、コラボ配信の打ち合わせ等もした。もう外は真っ暗で、星がキラキラと輝いていた。
「え!?もうこんな時間じゃん!!」
「終電逃したかも…」
『うち泊まってく?』
「え、ほんと!?」
『全然ええよ~』
『ただ、ベッド一つしかないけど…』
「え、俺全然床で寝るよ?」
『なんでやねんw』
「www」
『それやったら俺が床で寝るわ』
「それは申し訳ない」
『謎やなw』
「一緒に…寝る?」
『ぇ、』
「嫌だったら全然!!俺床で寝るから!!」
『ほな、一緒に寝るか~!』
「これで解決!!ちょっと恥ずかしいけど…ボソッ」
『テツなんか言った?』
「いや、何も!!」
『ほんならええわ』
『風呂先入ってええよ、俺のオーバーサイズの服貸したるわ』
「ごめんね急に泊まるなんて言って、」
『気にせんでええよ、俺が言ったんやから』
「そっか、ありがとう!!」
大きな口を開けてにぱっと笑う姿も、チラッと見える八重歯も、目を閉じると少しタレ目になる所も、少し火照った頬も、全てが可愛くて、俺は少し笑ってしまった。
『…くすっw』
「?」
『ほんま可愛いなw』
「えへへ…///」
(えへへってなんやねん可愛すぎるやろ)
「じゃあお風呂行ってきまーす!!」
『行ってらっしゃい』
ふと、自分の手を見つめる。
先程の快楽をもう一度味わいたい。
テツが戻って来る前に、少しだけやってしまおう。
ザシュッ
『はぁッ…♡』
痛いなんて感情は体が麻痺しているのか全く感じなかった。
その時。
「マナくん、?何してるの、?」
『へっ、あ、いや、何もしてへんよ!!!』
イッテツにリスカがバレた。
気持ち悪いと思うかもしれない。
嫌われるかもしれない。
そう思うと怖くなって、咄嗟に全ての物を隠した。
「嘘、手見せて。」
イッテツの目が怖い。
初めての視線に、心が痛くなる。
「ねぇ、マナくん、」
『…、、』
俺は無言で震えていた。
イッテツが何を言い出すか怖くて、声が出ない。
「なんでこんなことしたの?」
視線が、チクチクと心に刺さる。
痛い、助けて、
『…ごめん…おれ、辛くて…』
『つまんないとか、俺といると、テツが可哀想とか…ぐすっ』
『それで、興味本位で、やったら…ハマっちゃって…』
『辞められなくなって、こうなった、ぐすっ、ぅ、』
目からぼろぼろと涙が溢れてくる。
あーあ、泣いてる顔見られちゃった。
気持ち悪いだろうな。
それまで黙っていたイッテツは、俺をギュッと、強く抱き締めてくれた。
『っへ、? ぐすっ、』
「つまんなくなんてないよ、」
「俺の知ってるマナくんは、かっこよくて、面白くて、過保護で、誰にでも優しくて、太陽みたいに明るい、俺には似合わないくらいの素敵な人だよ。」
『…ッぐす、ぇ、…ぁぅ、』
「だからさ、元気出して?」
『…ん、!』
「気づいてあげれなくてごめんね、!」
「明日のコラボ延期にして、お出かけしよ!!」
『ぅ、ん…ぐすッ』
「ねえ、マナくん、」
『?、ぐすっ』
「好きだよ、」
『へッ、?』
「付き合ってほしい、なーんて、」
「ごめんね、急に、嫌だったよね、ごめん」
『嫌じゃない。』
「へ、?」
『俺も、テツの事好き、』
『付き合って、』
「あ、ぇ、ぐすっ」
『へ?!どしたん!?嫌やった?』
「いや、嬉しくて…ぐすっ」
「よろしくね、?」
『おう、』ニコッ
「浮気しちゃダメだよ、!」
『当たり前やん!!』
『テツ、』
「ん?」
『好き、』
ちゅ、
「えへ、///」
『ふは、///』
END
マナくんムズい!!!
リクエストお願いします~!!
#rttt
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