テラーノベル
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前投稿したやつを消して書き直しました。
最後まで見てくれると嬉しいです!!
天界にいた頃のことを思い出すと、決まって胸の奥がざわつく。ルドは曖昧な視線のまま、ぽつりと口を開いた。
ルド:……天界にいた時の友達がさ
リヨウは特に驚いた様子もなく、軽く相槌を打つ。
ルド: 好きだった子と喧嘩したらしくて……
今どうしてるかなって思っただけだ…
これは半分は本当で、半分は嘘だ。
リヨウ:ふ〜ん
短い返事。
けれど、その声色に引っかかるものを感じて、ルドは無意識に息を詰めた。
リヨウ:本当にぃ?
ルド:は…?
リヨウ:嘘ついてない?
一気に核心を突かれ、心臓が跳ねる。
ルド:ほ、本当だよ
そう言ったはずなのに、リヨウはじっとこちらを見たままだった。
――今日のリヨウ、やけに勘が鋭いな……。
冷や汗が背中を伝う。
誤魔化せている気が、まったくしなかった。
リヨウ:本当のこと、話してほしいな
優しい声音なのに、逃げ場がない。
ルド:…
沈黙が重く落ちる。
やがてルドは観念したように、視線を伏せた。
ルド:……オレ、ザンカのことが好きで……
あっけらかんとした声が返ってきた。
リヨウ:やっぱりそうなんだ〜
ルド:知ってたのか!?
思わず顔を上げると、リヨウはにやりと笑う。
リヨウ:ルドの反応とか、表情とかでわかる
よ〜。バレバレ!
頭の中が真っ白になる。
――バレバレ、ってことは……
もしかして、ザンカにも……?
いや、最近はザンカとほとんど話していない。
なら、まだバレて……
リヨウ:……ルド?
リヨウ:ルド!
ルド:(ビクッ)……!
リヨウ:大丈夫?
ルド:あぁ……大丈夫…
自分でも驚くほど、声がかすれていた。
リヨウ:ザンカが好きなんだよね?
ルド:あぁ
リヨウ: ……あ! もしかしてザンカと喧嘩し
たりした?
沈黙が、答えだった。
リヨウ:図星なんだ
リヨウは静かに続ける。
リヨウ: なんで喧嘩したの?
――言ったほうがいいのか?
これは自分とザンカの問題だ。
リヨウを巻き込むべきじゃない。
そう思うのに。
リヨウ: 言ってほしいな!
なんのためらいもない声。
リヨウ:言ってくれたら、協力できることとか
あるかもしれないし!!
その言葉に、胸の奥が少しだけ温かくなる。
ルド:……協力してくれるのか?
ルド:当たり前じゃん!
迷いは、そこで途切れた。
ルド:……ふぅー
大きく息を吐き、ルドは決意する。
ルド:実は……
その先の言葉は、まだ形にならない。
けれど、誰かに聞いてもらえるというだけで、
胸を締めつけていた何かが、少しだけ緩んだ気がした。
ごめんなさい。
これからは投稿できるようにします💪
next♡1000
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