生と死 –木兎光太郎–
今日は、部屋のものを片付けよう。
まぁ、なんだ?数日後死ぬ人に私物があっても無駄だしな。
てか、いつ死のう。
思い付いた昨日をカウントして後6日?でいいかな。
うん。そうしよう。
机には学校から出たプリントが山のように積み上がってる。
机の隣の棚、クローゼット、隅々まで片付けた。
クローゼットの奥から出てきた鞄。
誕生日の時にクラスの奴からもらったものだった。
大事にしていたし気に入っていた。
明日辺りに部活の誰かにあげよう。
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さて大体片付いたな。
ゴミを、捨てにいこう。
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母親
「あれ、どうしたのそのゴミ袋。」
木兎
「部屋散らかってるから片付けようと思って!」
母親
「それにしても、量が多くない?棚の中がすっからかんじゃないの。」
木兎
「それくらいで丁度良い!中も見やすいしね!」
母親
「あらそう?」
木兎
「おう!あ、、ゴミ捨ててくる!」
母親
「あ、うん。行ってらっしゃい。」
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ちょっぴり心配性な母親と、、
木兎光太郎が自殺するまで後
『6日』
コメント
3件
木兎さんが☆☆☆、そんな勇気あるんだ