提灯の赤い光が、夜の路地を照らしていた。
人の声は多い。
言葉は、分からない。
「……」
符を額に貼った少女は、
路地の端に立っていた。
「你在这里干什么?」
声をかけられ、
彼女は小さく首を振る。
「没事。」
それ以上、話さない。
遠くで笑い声。
聞き慣れた、軽い日本語。
「おーい、リン!」
振り向くと、
手を振る青年がいた。
らっだぁ。
「腹減ったんだけど!」
「なんか言われてた?」
少女は、少しだけ間を置いて答える。
「……不重要。」
らっだぁは意味が分からないまま、笑った。
「まぁいっか!」
歩き出す背中を見ながら、
少女は思う。
(この人といる時だけ)
(私は、ここにいていい気がする)
名前を呼ばれなくても。
言葉が通じなくても。
――歩く理由は、ある。
表の名前(通称)
リン(鈴/Lín)
中国人だと思われている名前
本人も否定しない
自分から名乗ることはほぼない
本当の名前
鈴原(すずはら) 澪(みお)
日本人
この名前を口にすると“封印が緩む”
性別= 女
年齢
見た目:17〜18歳
実年齢:不明(時間感覚が曖昧)
言語
普段:中国語のみ
日本語:話せるが、使うと“何かが起きる”
制約
日本語を話す= 「本来の記憶」「本来の力」「過去の罪」が戻り始める
そのため無意識に避けている
外見
額に貼られた符(封印札)
キョンシー風の服装
肌は少し白い
表情は薄いが、感情はちゃんとある
性格
クール
無口
皮肉屋
情に厚い(かなり)
「助けない」という選択ができない
能力(断片的)
夜間視力が異常に高い
危険察知能力
お札を使った結界・拘束
ただし本人は「能力」と認識していない
らっだぁ
日本人
日本語オンリー
中国語は全く分からない
でもノリと勘で動くタイプ
関係性
会話はほぼ成立していない
それでも一緒に行動している
らっだぁはリンを「変なやつだけど信用できる」と思っている
リンは、らっだぁの存在に強い安心感を覚えている
コメント
5件
こりゃまた凄過ぎんゴスネぇ…設定愛してる❤😘