01 start ˖ ࣪⊹
高校に入学してから1年が経ち 、
やっとこの生活に慣れたと思った頃に来るもの
” クラス替え “
登校中 、 周りの生徒達は 友達と同じクラスか 、
イケメンと同じクラスか 、 先生は良い人か
そんな事を話しながら私の横を通り過ぎていく .
ys | ぁ 、 ⚪︎⚪︎ちゃんや !
me | ぁ 、 おはようございます .
朝から電車内というのにも関わらず 、
元気に話しかけてくる この人 の 名前は
金本 芳典 .
最初は よしのりさん . そう呼んでいたが 、
赤ちゃんなのか 彼が駄々こねた為
よし先輩 . そう呼んでいる
ys | 今日から新学期やな .
me | そ - ですね .
ys | 嫌やな ~ , もう3年やで .
me | 早いですね , ほんと
ys | せやね , 新1年生に俺の友達おんねん
me | そ - なんですか ?
ys | おん , ちょっと口悪い奴やけどな .
ys | ぁ , もう着いたな .
ys | また話そな .
me | はい .
その時 , 学校の最寄り駅に電車が停車し
よし先輩と別れる . これが私の平日の日課 .
学校につき , いつもより少し遠い ,
2年生の昇降口に行き 名簿表を見る .
皆んなが喜び手を握っていたり ,
悲しそうに友達同士何か言っている人が居るが ,
私は自分のクラスを見つけ直ぐにその場を退き ,
新しい教室に向かう .
教室に入ると 既に半分くらいのクラスメイトは
教室に入っていた .
私は座席表を確認し , 窓側の後ろから3番目の
席に座り , 鞄を片付けたりと支度をする .
どんどんと多くなる人の数 .
雑音が大きくなる教室 .
甲高い笑い声や , 椅子が床に擦れる音 .
状況の変化もあるせいか 私は限界を迎えていた .
𖤐
꒰ 夜 空 ⚪︎⚪︎ ꒱
ㅇ 2001 ㅇ 160cm ㅇ 不安障害 , 躁鬱 持
Good : デジカメ , ネックレス
Bad : 人混み , 薬
⋆͛⇢ 人に慣れるのには時間が必要 .
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