テラーノベル
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同棲しているアパート。深夜2時。
若井は、布団の中で静かに寝息を立てていた。
大森は、暗がりの中でその寝顔をじっと見つめていた。
「……滉斗。ほんと無防備すぎるよ。」
触れた指先が、ゆっくりと太腿を撫で上げる。
寝巻きのズボンを少しずらすと、柔らかい尻の割れ目が覗いた。
そのまま、そっと若井に口付けする。
「…はぁ…好き。滉斗の全部が、ほしい」
誰に聞かれることもない密室で、大森の囁きは空気に溶けた。
そして、指が静かに、ゆっくりと、滉斗の中に挿し込まれた。
「……っん……♡……ふ、ぁ……?」
若井が小さく呻く。
薄目を開けかけるが、大森はすぐにその唇にキスをして、再び眠りに引き込ませた。
「大丈夫。気持ちよくしてるだけだから、俺が全部してあげる。」
指を曲げ、奥のポイントをゆっくり擦る。
そのたびに、若井の腰が無意識に揺れた。
「ん、ぁ……っ♡……や、ぁ……」
寝言のような声。
でも、その中には確かに快感の色が混ざっている。
「……やっぱ、覚えてんだ。体が、俺のこと♡」
そのまま、大森は後ろから若井を抱きしめながら、指をくちゅくちゅと動かし続けた。
夢の中でイかされるような感覚に、若井は眉を寄せ、太腿を震わせる。
「や、やだ……っ、なんか……♡へんなの……♡♡」
「変じゃないよ。滉斗が俺に躾けられてきただけだよ。」
吐息混じりに囁きながら、大森はそっと、若井の首筋に舌を這わせた。
そのまま、ゆっくりと自身を、若井の中へ。
「♡……っあ、やっ……なか……っ♡♡♡っっ」
「あ、起きた?もう遅いよ。中感じてんのバレバレだから。」
「や、だ……っ♡っふ、うそ……♡♡♡っ♡」
「嘘じゃない。気持ちいいんでしょ、滉斗」
「っ♡……♡♡あ……ぁっ♡♡♡」
朝まで、若井は一度も自分から“やめて”と言えなかった。
コメント
4件
やめてって言えない若様かわよ
イッキ読みさせて頂いたんですけど、スゥーーー⤴︎︎︎まじで神ですか?天才すぎてしぬ‼️フォローさせて頂きました✨️