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10日目

今週の土曜日、ついに夏祭り当日…。

楽しく終わればいいな。

それに、…ちょっと、楽しみ……かも。

今日はお母さんがおやつにチョコラスクを作ってくれたけど味はやっぱり…しなかったな。

でもお母さんが美味しいって言うなら美味しいんだろうな、。

あ……そういえば、アクアリウムって永遠と見てられるよね。

見てると私まで透明になっていくみたいで…好き、だな。

……あ、もう25時だから…また明日。

まふゆ


ナイトコード

『じゃ、ボクはもう抜けるねー♪』

『はいはい、分かったわよ』

『……分かった、』

『うん、また明日』

ピコン     amiaが退出しました。

『………………ねぇ、、?』

『…ん、どうしたのえななん』

『……?』

『……この前、瑞希のカバンを偶々見ちゃって…それで、……「100日後に自殺するボクの日記」って言うのを見つけちゃったのよ、』

『え…それ、え、どういう……!?』

『……っ、!?』

『……まだ、状況が飲み込めないと思うけど…その、本当の、事だから……、、』

『amia……瑞希が…自殺、しようと思ってる…って事、だよね?』

『うん、そうよ……』

『そっ、か…………じゃあ、救わないとね』

『そう、そうなのよ!!』

『だから、今度の夏祭りに…まふゆ!』

『!?な、何……』

『雪が、瑞希の事を……少しでも救えるように、何か言葉を掛けてくれない? 』

『言…葉……、』

そんなの、無理…だよ。

それに、瑞希も……私と、同じ…だなんて、。

知らなかった、知りたくなかった……。

……私に、言葉…、?

そんなの無理だよ……何、私が掛けられたい言葉をかければ…良いの……?

そんなの、そんなの、

『……分かった、私も尽くしてみるね』

『うん、ありがとうK、雪』

『…………分か、った』

『今日はもう、落ちるね』

『はーいっ、』

『また明日、雪』

ピコン   雪が退出しました

「……どうすれば、いいの…」

暗闇の中で、私の眼から落ちる雫だけが光っていた。

100日後に自✘‎する私の日記

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コメント

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過去一好きかもしれない

ユーザー

最後過去一好きかも

ユーザー

表現の仕方最高…!

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