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目を覚ますと綺麗な女の子が踊っていた。
あまりに綺麗だからしばらく見惚れていた。
女の子は、僕が見ていることに気づいてこっちに寄ってきた。
(女の子)「大丈夫?」(僕)「ここはどこ…?記憶がないんだ」
(女の子)「名前も分からないの?」(僕)「うん…なんでだろう」
(女の子)「そっか…なら仕方ないね。私が名前つけていい?」(僕)「えっ?うん…」
不思議な子だな〜と思った。ふつう初めてあった人になまえをつける!?まあ確かに記憶がないのは僕だけど…。
(女の子)「じゃあ冬里でいい?冬の里で倒れてたから」そう言って女の子は、笑っていた。
僕もどうでもよくなってきて笑った。この状況がつまらなくておかしくてでもどうしようもなく幸せだったからだ。どうしてだろう誰かも分からないしこの場所もどこか分からない記憶だってないのに。(僕)「君の名前は?」(女の子)「私の名前は鈴!よろしくね。私も最初はここで倒れてて記憶もなかったの。でも日向って女の子が助けてくれたんだ!名前だってその子がつけてくれたの。私も最初はボーっとしてたけど一緒に過ごしていくうちに幸せを感じられるようになってきて笑顔も増えたの!でもある日その子は西の国の連中につれさられてしまったの…。だから準備を整えて近いうちに西の国に行って日向を助けにいくんだ!」(僕)「そうなんだ…」僕はあまり理解できてないことも多かったけどこの女の子を助けたいと思った。」(僕)「初めて会ったばかりなんだけど僕行くあてもないし僕もその子を助けるの手伝っていい?」(女の子)「いいの?もちろん私は大歓迎だけど危ないかもばよ?だってきっとあなた自分が持ってる能力も知らないんでしょう。」(僕)「能力…?」
(女の子)「やっぱりね。きっとあなたもこの世界じゃないところから来たのね。でも元は、ここの人だったって可能性が高いね。」(僕)「なんか思い出してきた気がする。」「僕は違う世界で生まれた。大金持ちの両親がいた。僕は自分で言うのもなんだけど優秀だったなんんでもできたお金、
才能、容姿全てに、恵まれたそんなこんなでこう言うことが目当てでよってくる人がとても多かった気がする。それ以外の僕にみんなは興味がなかった気がする。ぼくは、何不自由なく 暮らしをしていたがどうしようもないつまらなさと孤独で一人で死にそうになっていたんだと思う 。」でもこの子「鈴」はなんかそんな感じじゃなくてなぜか「心からの僕」を見てくれたような気がして嬉しかったんだ。そこから鈴と僕の生活がはじまった。