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🐈になった梅ちゃんと才木の話
レッツゴー
「……なんやこれ。」
朝、鏡を見た梅野は固まった。
頭には黒い猫耳
腰のあたりからは、細くしなやかな猫のしっぽ
「夢やろ……」
耳を触ると、ぴくり、
「……本物や」
その瞬間、部屋のチャイムが鳴る
「梅野さん、朝飯行きませんかー?」
才木の声だ
「ちょ、ちょっと待て!」
慌てて帽子をかぶるが、猫耳は帽子を押し上げてぴこんと飛び出す
「終わった……」
恐る恐るドアを開けると
「……」
才木が固まる
「見んな」
「……かわいい」
「第一声がそれか」
梅野が睨むと、猫耳がぺたんと寝た
「……」
「今、耳」
「見るな!」
照れて怒鳴ると、今度はしっぽがぶわっと膨らむ、才木は思わず吹き出した。
「全部感情が出てますよ」
「勝手に出るんや!」
結局、一日中しっぽは言うことを聞かない
機嫌がいいとゆらゆら
驚くとぶわっ、、!
照れると先っぽだけそわそわ
「梅野さん」
才木が隣に座る
「ん?」
何気なく指先が梅野のしっぽに触れた
「っ!!」
梅野の身体がびくっと跳ねる
「さ、触るな!」
「そんなに敏感なんですか?」
「知らん!」
顔を真っ赤にしたまま、しっぽを抱える梅野
「もう触りません」
そう言われると、少しだけ物足りない
「……」
「……」
「……ほんまに触らんの?」
ぼそっと漏れた声に、才木が目を丸くする
「え?」
「いや、違う!」
慌てて否定する梅野
でも猫耳は恥ずかしそうに伏せ、しっぽは期待したように左右へゆっくり揺れていた才木はくすっと笑う
「素直じゃないですね」
「うるさい」
「じゃあ、失礼します」
今度は頭を優しく撫でる
耳の付け根を指先でそっと掻くと、
「……ん,♡」
小さく喉が鳴った
「え、」
才木の手が止まる
「今……」
「聞くな」
「喉、鳴りましたよね」
「鳴っとらん」
否定しても、耳は気持ちよさそうにぴくぴく
才木がもう一度撫でると、
「……ん、ふ、♡」
今度はもっとはっきり、喉がごろごろと鳴り始めた
「梅野さん、かわいすぎます」
「……今日だけやからな」
照れたまま才木の肩にもたれかかる梅野
その頭を優しく撫で続けると、猫耳はすっかり力を抜き、しっぽは才木の脚に絡みつくように揺れていた
「そんなに安心してもらえるなら。」
才木は微笑みながら、梅野の額にそっと前髪をよける
「今日は、俺がいっぱい甘やかします」
「……ほどほどにせぇ」
そう言う声はいつもよりずっと柔らかくて、しっぽだけは嬉しそうに、最後までゆっくり揺れ続けていた
コメント
8件
か!わ!い!い!!!! なんで2受けこんなかわええんやろぉ、、っっ あと猫化書くのうますぎ、!!猫化のイラストとか書いてほしい、!
小説デビューすか。…書くの上手ねぇ~~ 才梅とても良かったです🫢
こちさん、読了しました!猫耳しっぽの梅ちゃん、もう感情がぜんぶしっぽに出ちゃうのが可愛すぎますね。才木が「触らんの?」ってぼそっと言っちゃう梅ちゃんの素直じゃなさと、最後に喉鳴らしながらもたれかかる距離感、めちゃくちゃ良かったです。設定の遊び心と、二人の空気感が自然に溶け合ってて、ほっこりしました。甘やかす宣言からの締めも、優しい余韻が残りますね。
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ぬ
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